このページでは、最新のおすすめノートパソコン20選を用途別に紹介します。各メーカーから評価の高い人気の製品を厳選して紹介していますので、きっとお気に入りの製品が見つかるはず。
また、パーツごとの選び方についても記事の後半で詳しく解説していますので、「パソコンの選び方がよくわからない」という方はこちらも参考にしていただければと思います。
万人向けのおすすめノートパソコン
一般ユーザーが様々なシーンで幅広く使える万能型のノートパソコンを紹介します。製品の機能性はもちろん、軽さやコストパフォーマンスなどあらゆる項目で高水準の製品を選出しています。
マウスコンピューター 「DAIV 4P」
マウスコンピューターの高コスパおすすめノートPCです。CPUに上位グレードのCore i7、メモリ16GBを装備し、価格は15.3万円と非常にコストパフォーマンスの高い製品です。また最新グラフィック機能のIris Xeも搭載されているためゲームや動画編集なども十分こなせる万能スペック。
本体は14型で解像度はフルHDを超えるWUXGA(1920×1200)となっている点も嬉しいポイント。それでいて重量は1kgを切る985gと持ち運びにも最適です。クリエイター向けの位置づけとして発売されている製品ですが、ハイスペック高コスパPCとして一般ユーザーにも自信を持っておすすめできる完成度の高いモデルです。
画面サイズ | 14型フルHD+(1920×1200) |
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CPU | Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB |
グラフィック |
Intel Iris Xe グラフィックス |
ストレージ | SSD 512GB(NVMe) |
重量 | 0.98kg |
価格 | 153,780円(税込) |
Lenovo「IdeaPad Slim 560 Pro」
大手メーカーレノボの人気シリーズIdeaPadのノートパソコンです。液晶パネルは大きめの16型ですが、表示領域をギリギリまで広げた設計となっておりサイズ自体はコンパクトにまとまっている点が好印象。また解像度は大きな画面を最大限生かせるようWQXGA(2560×1600)に対応しています。
スペックは標準モデルでRyzen 5、メモリ8GB、SSD 512GBを搭載し、価格は同スペックでは全メーカー中でもトップクラスに安い8.8万円となっています。このクラスのパソコンが10万円を切る価格で購入できるというのはかなりのお得感があり、少し画面が大きめのノートパソコンがほしいという方には特にイチオシの製品です。
画面サイズ | 16型フルHD+(2560×1600) |
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CPU | Ryzen 5 5600H |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB(NVMe) |
重量 | 1.89kg |
価格 | 88,660円(税込) |
TSUKUMO「note N1422K」
ヤマダ電機系列のPCメーカーツクモの14型コンパクトノートパソコンです。液晶パネルは超狭額ベゼルを採用し、本体の大きさは13.3型ノートと同等のサイズ感。またLEDバックライトキーボードを採用し、明るさの調節もできるため夜間や暗い場所などでも安心して使うことができます。
スペックはCPUにCore i5、メモリ8GB、SSD 256GBを搭載。ミドルスペックのノートパソコンとしては標準的な構成で、価格は8.4万円とかなりお手頃。人を選ばないシンプルなデザインと持ち運びにも便利な1.2kgの軽さも大きな特徴で、プライベートからビジネスまで様々なシーンで使い勝手の良い製品です。
画面サイズ | 14型フルHD(1920×1080) |
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CPU | Core i5-10210U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB(NVMe) |
重量 | 1.2kg |
価格 | 84,800円(税込) |
富士通「LIFEBOOK WU-X/E3」
国内の大手PCメーカー富士通の13.3型世界最軽量ノートパソコンです。年々軽さを追求している富士通の同シリーズですが、今回のモデルではなんと本体重量634gを実現。もはやタブレットと同レベルの軽さとなっているため、持ち運びに便利なパソコンがほしいという方には最もおすすめの製品です。
スペックはCore i5、メモリ8GB、SSD 128GBとオーソドックスな構成で、価格も14.2万円とまずまず。一昔前はこの手のメーカー製PCは20万円超えが当たり前だったのに比べるとかなり手を出しやすい価格設定となっています。スペック面をもう少し充実させたいという方はCPUやメモリのアップグレードにも対応しているため必要に応じて選択することができます。
画面サイズ | 13.3型フルHD |
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CPU | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 128GB |
重量 | 0.63kg |
価格 | 142,634円(税込) |
NEC「LAVIE Direct PM(X)」
長年の実績を誇る国内大手メーカーNECの13.3型スタンダードノートパソコンです。NECの製品は品質の高さが大きな特徴で、実際の仕様を想定した加圧試験や落下試験など厳しいテストをクリアした製品がラインナップされています。
スペックはCore i5にメモリ8GB、SSD 256GBを搭載。本体重量1.31kgに解像度はWUXGA(1920×1200)となっています。価格は税込み14.9万円と他メーカーより若干高めですが、製品ページのクーポンを利用することで20%前後の割引となるため、実質的には12万円程度で購入することができます。品質重視のユーザーの方におすすめ。
画面サイズ | 13.3型フルHD+(1920×1200) |
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CPU | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
重量 | 1.31kg |
価格 | 149,380円(税込) |
持ち運びに便利な軽量ノートパソコン
重さ1kg以下の軽量ノートパソコンをご紹介します。軽量パソコンであれば気軽に持ち出すことができるため、外出先に持ち運ぶ機会が多い方には特におすすめです。学生の方やビジネス用途・テレワークなどにもぜひ。
Lenovo「Yoga Slim 750i Carbon」
軽量性と堅牢性を兼ね備えた13.3型のモバイルPCです。高精細WQXGA(2560×1600)液晶を搭載し、重量は966gと1kgを切る軽量化を実現。また本体の厚さは約14mmと薄型で、高級感のあるホワイトカラーなどデザイン面も魅力の製品となっています。
スペックは標準モデルでCore i5、メモリ8GB、SSD 512GBにIris Xe グラフィックスを搭載。ミドルクラスのモバイルノートパソコンとして過不足のないバランスの取れた構成で、価格は12万円台とコストパフォーマンスも高く幅広い用途でおすすめできる一台。
画面サイズ | 13.3型フルHD+(2560×1600) |
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CPU | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB(NVMe) |
重量 | 0.96kg |
価格 | 126,742円(税込) |
富士通「LIFEBOOK WU3/F1」
機能性を重視するこだわり派の方におすすめなのがこちら。タブレットとしても使える富士通の2in1コンバーチブルノートPCです。13.3型の本体に薄さ16.9mm、重量は868gと圧倒的な軽量化を実現した使い勝手の良い製品。毎日の持ち物をできるだけ軽くしたいという方にピッタリの製品と言えます。
軽さ重視とは言えスペック面も妥協しているわけではなく、Core i5にメモリ8GB、SSD 128GBと十分な性能を備えています。これだけの携帯性備えて価格は13万円台と非常にリーズナブルな設定。また各パーツともに標準構成からのアップグレードも可能となっています。
画面サイズ | 13.3型フルHD |
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CPU | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 128GB |
重量 | 0.86kg |
価格 | 140,085円(税込) |
ASUS「ExpertBook B9」
少し大きめサイズの14インチで軽量ノートパソコンがほしいという方にはこちらがおすすめ。こちらは14型で世界最軽量クラスの870gを実現した製品です。また薄型軽量ながらバッテリー駆動は15時間と長時間の使用が可能となっている点も大きなポイント。
スペックはCore i5にメモリ8GB、SSD 512GBで価格は13.9万円です。このサイズのノートPCでこれだけ軽量化を追求した製品はあまり見かけないので、外出先での長時間使用でも快適に使える製品がいいという方はぜひ購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
画面サイズ | 14型フルHD |
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CPU | Core i5-10210U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB |
重量 | 0.87kg |
価格 | 139,800円(税込) |
HP「Pavilion Aero 13-be」
安くて軽いノートパソコンが欲しいという方はこちらの製品がおすすめ。HPの13.3型モバイルノートPCです。本体重量は957gで、「ふだんぎPC」というコンセプトの通りシンプルでどんな人でも使いやすいデザインが特徴。セラミックホワイトとピンクベージュの2種類のカラーバリエーションとなっています。
スペックはCPUにRyzen 5、メモリ8GB、SSD 256GBとミドルクラスPCとしてバランスの良い構成。こちらのスタンダードモデルで価格は9.3万円とかなりお手頃。軽さを第一に考える軽量ノートで10万円を切る製品という意味ではおすすめ度の高い貴重な存在です。
画面サイズ | 13.3型フルHD+(1920×1200) |
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CPU | Ryzen 5 5600U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
重量 | 0.95kg |
価格 | 93,000円(税込) |
パソコン工房「SENSE-14FH057-i7-UXDX-CSP」
ゲーミングノートで1kgを切る製品が欲しいという方にはこちらの製品がおすすめ。パソコン工房の14型軽量クリエイターノートパソコンです。本体重量は980gと持ち運びもラクラクでなのでパソコンを持ち出した先でゲームも楽しみたいというユーザーにピッタリです。
スペックはCore i7、メモリ16GB、SSD 500GBを搭載。カタログではクリエイター向けとなっていますがスペックはゲーミングと同等となっています。グラフィック機能はIris Xeなので本格的なゲーマーというよりはライトなカジュアルゲーマー向けの製品としておすすめです。
画面サイズ | 14型フルHD |
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CPU | Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 250GB(NVMe) |
重量 | 0.98kg |
価格 | 120,980円(税込) |
価格重視のリーズナブルなノートパソコン
こちらはできるだけ安くパソコンを購入したいという方向けのラインナップです。安さ+まずまずの性能を兼ね備えた製品をピックアップしました。普段使いや2台目のサブPCとしてもおすすめ。
マウスコンピューター「mouse C4-E」
コンパクトな14型のエントリークラスノートPCです。価格の安さに加え、重量1.29kgの軽量ボディで持ち運びにも便利な製品。また本体はファンレス仕様となっているため静音性に優れ、動作音が気にならないという点も好印象です。
スペックはCPUにCeleron N4100、メモリ4GB、ストレージ128GBを搭載で価格は4.3万円と新品のノートパソコンとしては最安値クラスです。バッテリー駆動は11時間とこちらも十分な容量が確保されており、長時間使用にも便利な一台。
画面サイズ | 14型フルHD |
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CPU | Celeron N4100 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | eMMC 128GB |
重量 | 1.29kg |
価格 | 43,780円(税込) |
TSUKUMO「N1505K-310/T」
価格重視で性能もそれなりに欲しいという方にはこちらの製品がおすすめ。インテルCoreプロセッサーを搭載したツクモの高コスパノートPCです。こちらは15.6インチと大きめサイズの画面で長時間の作業などにも向いています。
スペックはCPUにCore i3、メモリ4GB、SSD 256GBを搭載で6.7万円と非常にリーズナブルな価格設定となっています。またエントリークラスには珍しくDVDドライブが標準装備となっている点も特筆すべきポイントとして挙げられます。
画面サイズ | 15.6型フルHD |
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CPU | Core i3-10110U |
メモリ | 4GB |
ストレージ | SSD 256GB(NVMe) |
重量 | 2.2kg |
価格 | 67,800円(税込) |
Lenovo「ThinkPad E14 Gen 3」
エントリーからミドルクラスのコスパ最強PCとしておすすめなのがこちらの製品。レノボの14型スタンダードノートPCです。おなじみThinkPadブランドの製品というだけあってキーボードの打ちやすさやトラックポイントなど使い勝手の良さも大きな強み。
複数のモデルで性能や価格が異なりますが、特におすすめなのはパフォーマンスモデル。CPUにRyzen 5、メモリ8GB、SSD 256GBとほぼミドルクラス相当のスペックで価格はなんと7.2万円。最低限の価格で最大の性能のPCを購入したいという方にはイチオシです。
画面サイズ | 14型フルHD |
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CPU | Ryzen 5 5500U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB(NVMe) |
重量 | 1.73kg |
価格 | 72,072円(税込) |
Dynabook「BZ/HR」
国内の大手メーカー製でできるだけ安く購入したいという方にはこちらの製品がおすすめ。Dynabookの15.6型ベーシックモデルです。DVDドライブを標準装備し、黒を基調としたシンプルなデザインの製品となっています。
スペックはCore i3にメモリ8GB、SSD256GBで価格は7.1万円と大手メーカー製の中では最安値クラス。一つ注意すべきポイントは画面がHD液晶となっている点。フルHDではないため他製品より画質は劣りますが、当然その分安くなっているため価格を重視したい方にはおすすめです。
画面サイズ | 15.6型HD |
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CPU | Core i3-10110U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
重量 | 2.4kg |
価格 | 71,500円(税込) |
富士通「LIFEBOOK WA3/E3」
同じく大手メーカー製で安いPCを購入したいという方におすすめの製品。富士通の15.6型スタンダードノートPCです。発色の良い広視野角やの液晶パネルや4色のカラーバリエーションなどが魅力。DVD光学ドライブも標準装備となっています。
スペックはCPUにCore i3、メモリ4GB、SSD 256GBを搭載で価格は9.5万円です。富士通で10万円を切る価格帯の製品は少ないためメーカーにこだわりがある方は有力な選択肢。性能を強化したい場合はパーツごとのカスタマイズも可能です。
画面サイズ | 15.6型フルHD |
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CPU | Core i3-1115G4 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | SSD 256GB |
重量 | 2.0kg |
価格 | 95,889円(税込) |
PCゲーマーにおすすめ!ゲーミングノートパソコン
パソコンで最新のゲームが楽しめるグラフィックボード搭載のおすすめノートPCをピックアップ。また、PCゲーム以外にも動画編集や3DCADなど画像・映像系の幅広いクリエイティブ用途に使用することができます。
マウスコンピューター「G-Tune E5-165」
マウスコンピューターが展開しているゲーミングPCブランド「G-Tune」のハイスペックゲーミングノートです。滑らかな映像が表示できるリフレッシュレート165Hz対応の液晶パネルや打ちやすい広めのキーボード配置など快適なゲーム環境にこだわった一台。
スペックはCPUにCore i7、メモリ16GB、SSD 512GBに加え、新型ミドルクラスグラフィックボードのRTX 3060 Laptop GPUを搭載。解像度はフルHDを大幅に上回るWQHD(2560×1440)対応で価格は20.8万円。幅広いユーザーにゲーミングPCの定番としておすすめできるコスパの高い製品です。
画面サイズ | 15.6型フルHD+(2560×1440) |
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CPU | Core i7-10870H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB(NVMe) |
グラフィック | GeForce RTX 3060 Laptop GPU |
重量 | 1.73kg |
価格 | 208,780円(税込) |
Lenovo「Legion 750i」
ミドルクラスのゲーミングノートで高い人気を誇るLenovoのゲーミングPCブランド「Legion」のフラッグシップモデルです。解像度はフルHDと標準的ながらリフレッシュレートは最大240Hzに対応。また効率的な冷却性能でゲームのパフォーマンス向上を実現しています。
スペックはCPUにCore i7、メモリ16GB、SSD 1TBにグラフィックボードのRTX 2060を搭載。バランスの取れた構成で価格は20.4万円となっています。特徴的なデザインも相まってゲーミングPCらしい製品が欲しいという方にもおすすめ。
画面サイズ | 15.6型フルHD |
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CPU | Core i7-10750H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB(NVMe) |
グラフィック | GeForce RTX 2060 |
重量 | 2.25kg |
価格 | 204,244円(税込) |
FRONTIER「ZNシリーズ」
ゲーミングPCを中心に展開するBTOメーカーとして評価の高いFRONTIERのハイスペックゲーミングノートです。リフレッシュレート144HzのフルHD液晶に加え、臨場感ある音質を楽しめる「Sound Blaster Atlas」に対応するなど機能性の高さが特徴。
スペックはCore i7、メモリ16GB、SSD 1TBに加え、グラフィックボードは上位グレードのRTX 3070 Laptop GPUを搭載。価格は21.9万円とこのスペックであればかなりお得感のある製品です。こだわり派のPCゲーマーも納得の一台。
画面サイズ | 15.6型フルHD |
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CPU | Core i7-10870H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB(NVMe) |
グラフィック | GeForce RTX 3070 Laptop GPU |
重量 | 2.0kg |
価格 | 219,800円(税込) |
パソコン工房「LEVEL-17FG104-119K-VAZX」
パソコン工房が展開するゲーミングPCブランド「LEVEL∞」のハイエンドゲーミングPCです。17.3インチと大型の液晶に、最上位グレードのパーツをこれでもかと詰め込んだ圧倒的なハイスペック機となっています。リフレッシュレートは144Hzに対応。
スペックは、CPUにCore i9、メモリ32GB、SSD 1TBにグラフィックボードはノートPC向けで最上位グレードのRTX 3080を搭載。価格もその分お高めですが、最高のゲーム環境を求めるコアゲーマーには間違いなくおすすめできる製品です。
画面サイズ | 17.3型フルHD |
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CPU | Core i9-11900K |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB(NVMe) |
グラフィック | GeForce RTX 3080 |
重量 | 4.7kg |
価格 | 420,178円(税込) |
ASUS「TUF Dash F15 FX516PC」
できるだけリーズナブルにゲームを楽しみたいという方にはこちらの製品がおすすめ。ASUSのライトゲーマー向けゲーミングノートPCです。ゲーム向けのエントリークラスとはいえ一般のハイスペックPCと遜色ない性能なので、日常使いとゲームの兼用PCとしても満足度の高い一台。
スペックはCPUにCore i5、メモリ8GB、SSD 512GBにグラフィックボードは廉価グレードのRTX 3050を搭載し、価格は13.9万円でゲーミングノートとしてはほぼ最安値クラス。グラフィック設定を少し落とせば最新の3Dゲームも十分楽しめるため、PCゲーム入門機に最適です。
画面サイズ | 15.6型フルHD |
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CPU | Core i5-11300H |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィック | GeForce RTX 3050 |
重量 | 2.1kg |
価格 | 139,800円(税込) |
パーツの選び方
CPU
パソコンの基本的な性能を決める重要パーツです。現在は大きく分けてインテル社のCoreシリーズとAMD社のRyzenシリーズが販売されていて、型番ごとに性能が異なります。
価格重視 | バランス重視 | 性能重視 | |
CPU | Core i3・Ryzen 3 以上 | Core i5・Ryzen 5 以上 | Core i7・Ryzen 7 以上 |
細かく調べるのが面倒という方はざっくりと上記のようなイメージで大丈夫です。
普段使いでネットサーフィンや動画視聴、オフィスソフトの利用くらいにしか使わないという方は価格重視でOK。これらの用途でより高速・快適に使いたいという場合はバランス重視、ゲームや動画編集などの高負荷作業にも使いたいという場合は性能重視を選ぶと良いでしょう。
メモリ
メモリは、パソコンの中で一時的にデータを記憶する領域として用いられ、メモリ容量が大きいと複数のアプリケーションを同時に開いた場合でも快適な動作を行うことができるようになります。
価格重視 | バランス重視 | 性能重視 | |
メモリ | 4GB 以上 | 8GB 以上 | 16GB 以上 |
基本的には現行の製品であれば4GB以上は搭載されていますが、個人的にはコスパ重視の場合でも8GB以上を推奨します。調べ物をしながらプレゼンやレポートを作ったり、動画を見ながらネットサーフィンをしたりとパソコンの場合は特に意識しなくてもマルチタスクを行っていることが多いため、意外とメモリ容量が必要になってくる場合も多いです。メモリは増設した場合でもCPUほど高額にはならないので、できれば余裕を持った構成にしておきましょう。
ストレージ
HDDやSSDと呼ばれるパーツで、アプリケーションのデータファイルや写真、動画、音楽などのメディアファイルを保存しておく場所のことです。容量は当然大きいほうがより多くのデータを保存することができます。
また、Windowsなどのオペレーティングシステムもこちらのストレージにインストールされるため、ストレージの種類によってパソコンやアプリケーションの起動速度が変わります。
価格重視 | バランス重視 | 性能重視 | |
ストレージ | HDD | SSD | SSD(NVMe) |
従来の規格であるHDDと新型ストレージのSSDでは体感でも動作速度にかなりの違いが出るため、基本的にはSSDを推奨します。ゲームなどで最大限読み込みの高速化をしたいという方はNVMe接続のSSDを選択するとさらなるスピードアップが見込めます(NVMe接続の場合はメーカーのスペック表等に明記されています。特に表記がない場合は通常のSSDとなります)。
容量に関しては動画やアプリケーションなどを大量に保存する場合は500GB~1TB、そうでない場合は250GB程度でもOKです。ストレージはあとから外付けで増設することもできるため、他のパーツとのバランスを見ながら予算と相談して決めるのが良いと思います。
グラフィックボード
ゲームや3DCG、動画編集など画像・映像関係の処理を行う場合に必要となるパーツです。基本的には高額になるほど性能も上がります。現在はNVIDIA社とAMD社がそれぞれグラフィックボードの生産を行っています。
必要なパーツのグレードは用途によって異なりますが、PCゲームをプレイしたい場合はそのゲームの推奨環境、動画編集を行いたい場合は編集ソフトの動作環境などを確認した上で条件を満たすグラフィックボードを選択するようにしましょう。
下記に現行グラボの早見表を用意したので、必要に応じて参考にしてください。基本的には価格が上がるほど性能が高くなります。
NVIDIA | AMD | 単体の価格 |
RTX 3090 | RX 6900 XT | 200,000円~ |
RTX 3080 | RX 6800 XT | 100,000円~ |
RTX 3070 | RX 6800 | 70,000円~ |
RTX 3060 | 60,000円~ | |
RTX 2080 | RX 6700XT | 85,000円~ |
RTX 2070 | RX 5700XT | 45,000円~ |
RTX 2060 | RX 5700 | 35,000円~ |
GTX 1660 | RX 5600 XT | 20,000円~ |
GTX 1650 | RX 5500 XT | 15,000円~ |
また、具体的にどの程度性能が変わるのか気になる方も多いと思いますので、いくつかのグラフィックボードでどれくらいのゲームが動くのかベンチマーク結果を記載します(Core i7使用時)。
GeForce RTX 3090(ハイエンド)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 3840×2160 | 高品質 | 81~84fps |
フォートナイト | 3840×2160 | 最高設定 | 180~187fps |
Apex Legends | 3840×2160 | 高設定 | 164~172fps |
GeForce RTX 3070(ミドルクラス)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 3840×2160 | 高品質 | 54~58fps |
フォートナイト | 3840×2160 | 最高設定 | 117~123fps |
Apex Legends | 3840×2160 | 高設定 | 122~132fps |
GeForce GTX 1650(エントリークラス)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 1920×1080 | 高品質 | 35~40fps |
フォートナイト | 1920×1080 | 最高設定 | 58~62fps |
Apex Legends | 1920×1080 | 高設定 | 51~59fps |
フレームレートとは?
1秒間に何枚の画像を表示できるかを示す値です。fps(frames per second)という単位が用いられます。この値が大きいほど映像がなめらかになり、低いほどカクカクになります。ゲームでは一般的に30fpsがプレイできる最低ライン、60fpsが快適にプレイできるラインとされます。
Iris Xeグラフィックス(CPU内蔵)
インテルの第11世代Coreプロセッサ「Core i7-1165G7(1185G7)」や「Core i5-1135G7」などに搭載されているCPU内蔵型のグラフィックスエンジンです。これらのCPUはグラフィック機能が強化されており、従来のグラフィックボードには劣りますがCPUのみでゲームがある程度プレイできるようになるためカジュアルにゲームを楽しみたいという方におすすめです。(表はCore i7-1165G7搭載時のスコア)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
VALORANT | 1920×1080 | 高設定 | 60~68fps |
フォートナイト | 1920×1080 | 中設定 | 46~50fps |
Apex Legends | 1920×1080 | 低設定 | 47~49fps |
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
パソコンに関するよくある質問
Q. ノートパソコンとデスクトップどっちがおすすめ?
A. どういった用途に使うかによって異なってきます。持ち運びたい、外でも使いたいといった場合はノートパソコン一択ですが、同じ性能ではデスクトップの方が価格が安くなるので自宅での利用がメインでいつも同じ場所で使うという場合はデスクトップPCがおすすめ。
同じノートパソコンでも頻繁に持ち出す場合は軽さを重視した方が良いですし、それほど持ち運ばない場合は多少重くてもその分性能を強化した方が良いということも考えられます。
詳しくは↓の記事でも解説していますのでよかったら参考にしてみてください。
Q. スペックの決め方を手っ取り早く教えて!
A. 最低限抑えておくべきなのは、CPUとメモリ、ストレージの3つです。
細かい知識を覚えるのが面倒な方向けにパーツ選びに関する簡単な基準を表にしましたので、とりあえずサクッと決めたいという場合は参考にしていただければと思います。
価格重視 | 性能重視 | |
CPU | Core i3・Ryzen 3 以上 | Core i5・Ryzen 5 以上 |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | SSD 240~500GB | SSD 500GB以上 |
Q. グラフィックボードは載せた方がいい?
A. パソコンでゲームをプレイするなら載せましょう。重めの映像処理には必須になってくるので、動画編集やCGソフトなどを使う予定がある方も付けておくことをおすすめします。逆にそういった用途に使わない方は特に必要ないので、そのお金で別の部分をアップグレードしましょう。
グラフィックボードに関する詳しい解説はこちら↓
というわけで、今回は最新のおすすめノートパソコンをご紹介させていただきました。ノートパソコンは各メーカーから様々な製品が出ていてどれを買うか迷うことも多いと思いますので、パソコン購入の際の一つの参考にしていただければ幸いです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!