皆さんはパソコンを購入する際、どのような基準で店舗を選んでいますか?パソコンは長期間使用するものであり、価格も高いため、できるだけコストパフォーマンスを重視したいですよね。
今回は、用途に応じたパソコンのおすすめメーカーを比較してご紹介します!各メーカーには独自の特徴がありますので、購入時の参考にしていただければと思います。
また、このページではメーカーを「BTO系」と「大手メーカー系」という二つのカテゴリーに分けて解説します。
BTOパソコンとは?
「大手メーカーはわかるけど、BTO系って何?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。BTOは「Build To Order」の略で、「受注生産」を意味します。この受注生産型では、ユーザーがそれぞれの予算や用途に応じて、自分でパソコンの構成を決定できます。これがBTOパソコンの大きな特徴です。
PCに詳しくない方でも安心してください。各予算に合わせた標準構成が用意されており、そのまま購入することも可能です。さらに、ストレージの容量を増やす、Blu-rayドライブを追加するなど、多様なカスタマイズが可能です。これらのパソコンを「BTOパソコン」と呼びます。
近年、ユーザーのニーズが高まる中で、大手メーカーもカスタマイズ可能な受注生産型の製品を多く販売しており、BTOパソコンの市場シェアは年々拡大しています。
それでは、BTOパソコンを販売する代表的なメーカーとその特徴について見ていきましょう。
BTOメーカー系
BTOパソコンを中心に扱うメーカーです。カスタマイズ性が高く、リーズナブルな価格で性能の良い製品を購入できるという点が大きな特徴。ライトユーザー向けのエントリーモデルからゲームや動画編集向けのハイエンドモデルまでラインナップも幅広く充実しています。
マウスコンピューター(mouse)
・【~5/8】最大30,000円OFF! ゴールデンウィークセール
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印象的なCMでおなじみのマウスコンピューター。BTO業界でも1、2を争うシェアと知名度を誇るショップです。品揃えやカスタマイズ面など総じて高水準で、一般向けからゲーミング、クリエイター用までオールジャンルで幅広いユーザーにおすすめできるメーカーです。
また価格帯を問わずライトユーザー向けのエントリーモデルからコアユーザー向けのハイエンドモデルまで選択でき、BTOの利点を生かしたリーズナブルな価格設定がマウスコンピューターの特徴です。加えて修理やサポートなどの対応もしっかりしているのでコストパフォーマンス的にも◎。
製品ブランドは一般向けパソコンの「mouse」、ゲーム向けパソコンの「G-Tune」、クリエイター向けパソコンの「DAIV」、ビジネス向けパソコンの「MousePro」を展開しています。周辺機器として液晶ディスプレイの「iiyama」もユーザーの評価が高くおすすめ。
管理人コメント
BTOパソコン系の中でも右肩上がりの伸びを見せている勢いのあるメーカーです。一昔前は電源などの一部パーツで不評だった時期もありましたがここ数年で体制を一新し、品質面コスパ面ともにPCメーカーの最上位グループへ浮上。
ドスパラ
・【~5/7】ゴールデンウィークセール
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パソコンショップとして30年以上の歴史を誇る老舗のBTOメーカーです。近年はゲーミングPCブランドの「GALLERIA(ガレリア)」に注力しており、eスポーツチームとのコラボレーションモデルなど積極的に製品展開を行っています。
一般向け・ゲーミングPCともに10万円~20万円前後のエントリークラスからミドルクラスの製品が充実しており、コストパフォーマンスが非常に高いメーカーです。また納期の早さも全メーカー中トップクラスで、最短翌日出荷に対応。急な買い替えなどで今すぐパソコンがほしいという方にもおすすめです。
製品ブランドは一般向けデスクトップパソコンの「Monarch・Magnate」、一般向けノートパソコンの「THIRDWAVE」、ゲーム向けパソコンの「GALLERIA」、クリエイター向けパソコンの「raytrek」を展開しています。
管理人コメント
80年代から長年の歴史を誇りBTOメーカーの中でもユーザー人気の高いメーカーです。製品によっては最安値クラスの価格設定もチラホラ見かけるためコスパ重視のユーザーは要チェック。デザインがシンプルで万人向けなのも○。
TSUKUMO
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ヤマダ電機傘下の老舗BTOショップ。ゲームPCアワードで長きにわたって満足度1位を獲得している実力派です。初期の構成のままでもスペックと価格のバランスが良く、PCの知識に自信がない方にも安心しておすすめできます。
BTOショップの中でも長期保証に力を入れているので、初めてBTOを利用するので不安があるという方にもおすすめ。VR推奨パソコンやマルチモニタモデルなど変わり種PCもラインナップされているので、軽く覗いてみるだけでも思わぬ掘り出し物があるかも。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「eX.computer」、ゲーミングパソコンの「G-GEAR」を展開しています。プレイしたいゲームが決まっている方向けにメーカーの公式スペックを上回る個別のゲーム推奨モデルも用意されています。
管理人コメント
非常に安定感のあるメーカーです。スペックを厳選したゲームメーカーとのコラボモデルが多く、あまり知識がない初心者の方も安心して購入できます。また安価なノートパソコンなど一般向けPCが充実している点も大きな特徴。
パソコン工房
・【~5/7】WEB開催!GWセール
・【~終了日未定】最大2万円分還元! 超還元プログラム
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パソコン工房はエントリーからミドルクラスの製品が充実しているメーカーです。価格も非常に安価で、BTO系メーカーの中でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇っています。できるだけリーズナブルに性能の高い製品が欲しいという方におすすめ。
ゲーミングやクリエイターPCは10~20万円前後の価格帯がイチオシで、eスポーツチームとのコラボモデルや映像・イラスト制作用の専用モデルなど用途に応じた構成の製品が展開されています。また搭載パーツごとに製品を選ぶこともできるためPC初心者はもちろん上級者の方にも使い勝手の良いお店です。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「STYLE∞」、ゲーミングパソコンの「LEVEL∞」、クリエイター向けパソコンの「SENSE∞」、ビジネス向けパソコンの「SOLUTION∞」を展開しています。自作用のPCパーツや周辺機器なども購入可能。
管理人コメント
普段使いのPCを安価に購入したいという方に特におすすめのパソコンメーカーです。BTO系の中ではノートパソコンに強いという点も見逃せないポイント。また全国に70店舗以上を展開するなど減少する街中のPC専門店としても貴重な存在。
STORM
・【~5/7】送料無料キャンペーン
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ゲーミングPCを中心に展開する独立系のBTOショップ。エントリーからミドルエンドでもカスタマイズの幅が広いのが特徴。近年サイトデザインを一新し、整理された見やすいデザインとなり購入する際の使い勝手が大きく向上しました。
ある意味全体の中間に位置するようなショップなので、他店と値段を比較したりするのにも役立ちます。PC関連の身近な話題を取り上げるBTOブログなども運営されておりユーザーとの距離が近い点も他のメーカーにはないポイントです。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「Mシリーズ」、ゲーミングパソコンの「PGシリーズ」、静音パソコンの「STシリーズ」、省スペースパソコンの「SLシリーズ」を展開しています。PCケースの品揃えが特に豊富なため自分好みのデザインで仕上げたいという方には特におすすめ。
管理人コメント
昔ながらの雰囲気を残す少数精鋭のパソコンメーカーです。知る人ぞ知るという存在ではありますが、意外にも官公庁や教育機関向けの納入実績が豊富でその実績は折り紙付きと言えます。人と被らないパソコンが欲しいユーザー向け。
SEVEN
・【~5/1】期間限定!ウィークリーセール
・【常時開催】日替わりセール
・【常時開催】振込手数料キャッシュバックキャンペーン
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地味に幅広い品揃えと商品説明の丁寧さで独特の存在感を発揮しているショップ。ここのサイトを見てもらえればわかるのですが、パーツや性能に関する説明がわかりやすく記載されているので、見ているだけでPCの知識がつくありがたいお店。
とはいえ、全くの素人からすると情報量が多すぎて逆に混乱してしまう可能性があるので、位置づけとしてはある程度知識がある方向けといったところです。スペック検索などパーツごとの細かいカスタマイズもしやすいので、スペックをじっくり比較検討したい方にもおすすめ。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「SRシリーズ」、ゲーミングパソコンの「ZEFTシリーズ」を展開。日替わりセールや週替わりセールが常時開催されており、常に何らかの製品がセール対象となっている点も嬉しいポイントです。
管理人コメント
カスタマイズ性とコストパフォーマンスのバランスが取れたメーカーです。どちらかと言えばハイスペック寄りですが、一般向けの静音PCなども用意されているためミドルクラス以上の製品で万人におすすめの中堅PCショップ。
Sycom
・【~1/21】サイコム冬の特大キャンペーン
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カスタマイズ性、品質ともにトップクラスの人気BTOショップです。ある程度知識がある方で高品質なパソコンを購入したい場合はここがおすすめ。パーツの型番などもしっかりと明記されているので、購入前に得られる情報が多いというのも特徴。
一方で、値段は若干他店より高いのでコスパ重視の方にはあまり向きませんが、パーツ間の相性や長期間の使用を見据えた設計など細部までこだわり抜かれた品質への取り組みは独自の付加価値として十分考慮できるメリットと言えます。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「Radiant」、ゲーミングパソコンの「G-Master」、クリエイター向けパソコンの「Lepton」、高品質を極めたプレミアムパソコンの「Premium-Line」を展開しています。
管理人コメント
高性能・高品質に強みを持つ老舗のBTOパソコンメーカー。長く使える動作の安定性や静音性などに特化したパソコンで他のメーカーとの差別化を図っています。価格の安さよりも品質を重視したいという方におすすめ。
FRONTIER
・【~4/25】FRONTIER 新生活応援SALE
・【~4/26】春のスーパーセール
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10万円を超えるミドルクラス以上のパソコンに力を入れているショップ。大容量で日本製の電源を標準搭載しているので故障にも強く、電源の負荷がかかりやすいハイエンドのPCを検討しているなら有力な選択肢の一つとしておすすめ。
高性能メインということもあってデスクトップ型パソコンの充実度が高いという点も大きな特徴。近年はどのメーカーもノートパソコン中心にシフトしつつあるためデスクトップ派の人からの人気も高いお店です。特にセール時は掘り出し物が多いので、こまめにチェックしてセールを狙うのもあり。
製品ラインナップはゲーミングデスクトップパソコンのGシリーズやゲーミングノートパソコンのXシリーズ、省スペース型パソコンのCシリーズなどを展開。ゲーミング用途ならトップクラスの実力を誇るBTO系パソコンメーカーです。
管理人コメント
90年代からパソコンの通信販売を手がけるカスタマイズPCのパイオニア的存在。最新のゲームがプレイできる高性能なパソコンをできるだけ安く買いたいというニーズに応えるメーカーです。公式サイトも見やすいデザインで好印象。
VSPEC
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普通のハイスペックPCでは物足りないという方におすすめのBTOショップ。動画編集やサーバー用のPCで200万円を超える商品があるなど高価格帯でのラインナップが充実しているお店です。カスタマイズ性も群を抜いて高く、まさにコアユーザー向けのお店。
性能を重視した構成が基本なので安さを求める方やPC初心者の方には不向きですが、専門的な用途で自分好みの構成にしたいという場合はここにしかないものも多いので一度覗いてみてはいかがでしょうか。
製品ブランドはゲーミング・一般向けパソコンの「VSPEC」、静音パソコンの「HERCULES」、FX・デイトレード向けパソコンの「Acharge」などがあります。自分で組み立てたい方は構成した製品を自作組立キットとして購入することもできます。
管理人コメント
ハイスペックパソコン一点突破のBTOパソコンメーカー。電源やCPUクーラーなどあらゆるパーツを自分で選びたいという方におすすめです。またカスタマイズ性が高い反面他メーカーに比べると価格設定が若干割高に感じる点は気になるところ。
パソコンSHOPアーク
・【~終了日未定】BTOパソコン週替わりセール
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一風変わったカスタマイズ性を売りにしている昔ながらの秋葉原のPCショップ。普通の人があまりこだわらないような、例えばCPUグリスなんかは他の追随を許さない謎の品ぞろえで一部のマニアにはかなり重宝されているとかいないとか。
アキバのお店らしくかなりコアなニーズにも対応しているため、他のメーカではなかなか目当ての製品が見つからないという方は一度覗いてみると思わぬ出会いがあるかも。パーツ単体でもいろいろ買えるので、自作派の方もこちらのお店を利用してみてはいかがでしょうか。
製品ラインナップは自社製BTOパソコンの「arkhive」に加え、MSIやRazer、GIGABYTEといった普通のお店ではなかなか取り扱いがない他社製のゲーミングパソコンも販売されています。またPCパーツや周辺機器などもなかなかの品揃え。
管理人コメント
各種PCパーツのラインナップが充実しているメーカーです。コアユーザー向けにはなりますが、バルク版CPUなど他のメーカーでは売っていない製品もここには用意されている場合があるので自作派の方に特におすすめできるお店です。
ZEUS
コア用途のクリエイター向けBTOパソコンを扱っているショップ。ハイエンドのワークステーションが中心なので一般用途にはあまり向きませんが、予算に応じてあらゆるカスタマイズが可能とのことなのでほとんどフルオーダーに近い形で購入できる点が人によっては重宝されそうなお店です。
コンパクトキューブモデルやシステム検証用のオープンラックモデルなど、ただでさえコアなBTO業界の中でもさらにコアな界隈を突き進んでいるところが面白いところ。世の中にはこんな形のパソコンがあるんだあという見学目的にもおすすめ。
製品ラインナップはサーバー用のラックマウントモデルやマルチGPUワークステーション、デジタルサイネージモデルなどが展開されています。業務用としても使用できるの高額な製品が中心で、中には100万円を超えるものも。
管理人コメント
普通のユーザーの方にはほとんど縁がないメーカーだと思いますが、サーバー用PCは意外と需要があるのでこちらでご紹介。VSPEC系列なのでカスタマイズの幅も広く、専門的な用途の法人向けPCとしても使い道がありそう。
大手メーカー系
国内外で幅広く製品を展開する大手パソコンメーカーです。技術力を生かした薄型・軽量ノートパソコンなど機能性の高さが魅力。近年は大手メーカーでもカスタマイズの幅が広がり、ユーザーの好みに応じた製品が購入しやすくなっています。
Lenovo
・【~4/25】ゴールデンウィークセール
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ノートパソコンで選ぶならレノボのオンラインストアがおすすめです。3万円台のエントリークラスから10万円程度のミドルクラスまで幅広く揃っており、軽量モデルやフルスペックなど様々な用途に対応しています。
カスタマイズ性は標準ですが、世界的に人気があるレノボブランドの製品なので他ショップに比べて知名度と安定性があります。PCの下取りサービスも行っているので、買い替えを検討している方は利用してみるといいかも。
製品ラインナップは一般向けノートパソコンの「ThinkPad」、オールインワンパソコンの「IdeaCentre」、省スペースパソコンの「Tiny&NANO」、ゲーミングパソコンの「Legion」などを展開しています。
管理人コメント
香港に本社を構える世界シェア1位の大手パソコンメーカーです。2004年にIBMのPC部門を買収し、圧倒的な価格競争力を背景に国内でもシェアを伸ばしています。リーズナブルなノートパソコンが欲しいという方におすすめ。
NEC
・【~5/16】アウトレットセール
・【~5/16】カスタマイズパソコン GW得トクキャンペーン
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パソコン・コンピューター分野で長い歴史を持つ大手電機メーカーのNECです。官公庁や教育機関などにも長年の販売実績があり、製品の信頼性からアフターサービスまで安心して任せることができます。またメーカー系の中でもトップクラスのシェアを誇っています。
細かいカスタマイズなどは専門のBTOショップにはやや劣りますが、近年は自由度の高い個人向けモデルにも力を入れてきているので、値段は若干上がってくるもののビジネスや大学の用途などで予算に余裕がある場合は有力な選択肢の一つ。
製品ラインナップは一般向けノートパソコンの「LAVIE Nシリーズ」、オールインワンパソコンの「LAVIE Aシリーズ」、クリエイター向けノートパソコンの「LAVIE VEGA」、Androidタブレットの「LAVIE Tab」などを展開しています。
管理人コメント
一般向けノートパソコンのジャンルで強い国内の大手メーカー。最近はカスタマイズモデルやカラーバリエーションを増やしているので製品の幅も広がっていますが、海外の大手メーカーに比べるとコストパフォーマンス的にはやや劣ります。
富士通
・【~終了日未定】目玉品パソコンセール
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NECと並ぶ老舗パソコンメーカーの富士通。メーカー系の中では昔ながらのデスクトップパソコンを個人向けで揃えているところが特徴。ただスペック重視、コスパ重視いずれの場合もどっちつかずなので積極的な選択肢には入ってきづらいところ。
そんな富士通のおすすめは何といっても軽量ノートパソコンです。毎年他社と競うように世界最軽量PCを出してきているので、とにかく軽いパソコンが欲しいという方は最有力候補。カスタマイズに強いBTO系はノートパソコンでも重量が重い製品が多いので、軽さという点においては圧倒的に強みを持っています。頻繁に持ち運ぶ方はマストバイ。
製品ラインナップは一般向けのノートパソコンの「LIFEBOOK」、一般向けデスクトップパソコンの「ESPRIMO」、Windowsタブレットの「arrows Tab」を展開しています。WEB限定のセールが頻繁に開催されているためこちらを狙って購入するのが良いでしょう。
管理人コメント
富士通は薄型コンパクトなノートパソコンが欲しい方におすすめのメーカーです。特に世界最軽量PCは13.3型で重さ600g台と他の追随を許さないレベルで製品改良が行われています。軽さは正義!という持ち運びユーザーの方にぜひ。
パナソニック
・【~5/28】カスタマイズレッツノート スプリングキャンペーン
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パナソニックのビジネス向けモバイルノートPC「レッツノート」で長年の実績を誇る国内の大手メーカーです。レッツノートは少し値段が張るものの、高品質・高耐久の製品として定評があり、幅広いユーザーから支持されています。
最近はストレージや光学ドライブなど個別パーツのカスタマイズにも対応していて、よりユーザーのニーズに合った製品を購入することができるようになっています。小型で携帯性にも優れ、出先での利用やテレワークを考えている方にもおすすめのメーカーです。
製品ラインナップはクラムシェルタイプ(通常の折りたたみ式のノートパソコン)の「LV / SVシリーズ」と、2in1タイプ(液晶が360度回転するタイプのノートパソコン)の「QV / RZシリーズ」の4種類が展開されています。
管理人コメント
「値段は高いけど徹底的に品質にこだわりました!」というわかりやすい差別化で長年に渡って独自の立ち位置を築いているメーカーです。持ち運びに便利で機能性の高いノートパソコンが欲しいという方におすすめ。
Dynabook
・【~5/8】期間限定!ノートPC (パソコン)タイムセール!
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メーカー系の中ではパナソニック同様ノートパソコン特化の商品展開をしているのがこちらのDynabook。製品ブランドの名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。近年はタブレットとしても使える2in1モバイルノートを推しているところも大きな特徴です。
製品の長所としては、画面の見やすさ(高輝度・広視野角) で差別化を図ってきているので、液晶の品質を求める方には特におすすめ。カスタマイズ性はほとんどありませんが、その代わりカタログレベルで複数のラインナップを揃えているといった印象です。
製品ラインナップは一般向けノートパソコンの「Tシリーズ」、モバイルノートパソコンの「G/Sシリーズ」、2in1モバイルノートパソコンの「V/F/Kシリーズ」などを展開しています。カラーバリエーションが豊富な点も嬉しいポイント。
管理人コメント
現在はシャープ傘下に入っている旧東芝のノートパソコンブランド。15インチ以上の大画面PCに定評がありますが、ここ最近はあまりぱっとしない印象です。歴史のある国産メーカーとして積極的な新製品の開発を期待したいところ。
HP
・【~終了日未定】ゲーミングパソコン オンライン限定セール
・【~終了日未定】Microsoft Office 最大20%OFF キャンペーン
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PCメーカーの老舗として知られるヒューレット・パッカードです。国内メーカーと比べると全体的にシャープなデザインが特徴。品揃えも豊富で5万円以下のエントリークラスから高性能なゲーミングPCまで幅広くカバーされています。
世界的にシェアが高い反面、欠品が多く納期が遅くなってしまう場合があり、サポートの評判もそれなり。製品の品質には問題ないので、ある程度割り切ってそのあたりを妥協できる方であればおすすめできるショップです。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「Spectre」「ENVY」「Pavilion」、ゲーミングパソコンの「OMEN」「Pavilion Gaming」を展開しています。自社生産の液晶モニターやプリンターなどの周辺機器も購入することができます。
管理人コメント
高級感のあるスタイリッシュなデザインが人気となっているアメリカの大手メーカーです。ハイスペックPCにも力を入れているので、ミドルクラス以上の高コスパ品が欲しいという方におすすめ。PCモニターにも定評があり1万円台から購入可能。
ASUS
・【~4/15】新生活応援SALE
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新進気鋭の高コスパメーカーとして人気が高まってきているのがこちらのASUS。ノートパソコンを中心に数万円台のエントリーモデルから高価格帯のハイエンドモデルまで幅広く揃っており、カスタマイズ性もそこそこで、近年はかなり売り上げを伸ばしてきています。
ASUSはデザイン面でもかなりこだわったいて洗練されてるので、見た目がかっこいいパソコンが欲しいという場合にもおすすめ。液晶の狭額ベゼルやスクリーンパットなど、新しい技術を積極的に取り入れている点も大きな特徴となっています。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「ZenBook / VivoBook」、ビジネス向けパソコンの「ExpertBook」、ゲーミングパソコンの「ROG」、オールインワンパソコンの「Zen AiO」、省スペースパソコンの「Mini PC」などを展開しています。
管理人コメント
独創的な製品を数多く販売する台湾の大手パソコンメーカーです。キーボード上部に液晶ディスプレイを配置したデュアルスクリーンのノートパソコンなど時代を先取りする開発力の高さに定評があります。新しいもの好きの方におすすめ。
DELL
・【~終了日未定】イチ押しノートパソコン キャンペーン
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デルはIT関連機器を幅広く手掛ける大手パソコンメーカーです。デルの特徴は、ミドルクラス以上のPCが比較的安価で購入できるという点です。特にゲーミングPCやクリエイティブ用途で考えている方は検討されると良いと思います。
ただ、構成が決まっているパッケージでの購入で大幅な割引があることが多いので、自分で細かくパーツをカスタマイズしたいという場合には少し割高になってしまう場合があります。またサポートが海外になる場合もあり、そのあたりを割り切れる方向けにはなるかもしれません。
製品ラインナップは一般向けパソコンの「XPS」「Inspiron」「Vostro」、ゲーミングパソコンの「Alienware」「Dell G」などを展開しています。ノートパソコンだけではなくデスクトップパソコンのラインナップも充実している点がプラスポイント。
管理人コメント
世界最大級の規模を誇るアメリカのテクノロジー企業です。レノボやHPと並ぶコストパフォーマンスの高さで比較的万人におすすめしやすいメーカーですが、公式サイトで少し製品が探しづらいためここが改善されればさらに良くなると思います。
Razer
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マウスやキーボードなどの高性能ゲーミングデバイスで有名なアメリカのPCメーカーです。ゲームプレイに最適化された周辺機器はプロゲーマーからの評価も高く、PC本体はハイスペックゲーミングノートを中心に展開。
デザインは比較的シンプルながら最新ゲームに必要な性能を十分に備えた高品質・高価格の製品ラインナップでとなっており、性能面では妥協をしたくないという本格派ゲーマーの方におすすめのメーカーです。
周辺機器は定番のものだけではなく、ゲーミングチェアやヘッドセット、Webカメラ、卓上ライトに至るまでゲームライフに役立つあらゆるアイテムが網羅されています。またGPUBOXと呼ばれる外付けグラフィックボードの数少ない販売メーカーとしても貴重な存在。
管理人コメント
ゲーム用高解像度マウスの大ヒットで頭角を現し、その後も様々な周辺機器を展開してきたデバイスメーカーです。確立された高いブランド力を生かしたシックで高級感のある製品作りが特徴的。
MSI
・【~終了日未定】MSIストアSALE
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マザーボードやグラフィックボードなど、世界的なPCパーツのサプライヤーとして業界をリードする台湾の大手メーカーです。近年は日本国内でのPC販売にも力を入れており、グラフィックボード搭載のゲーミングノートやクリエイターノートが人気となっています。
主力の製品は高価格帯の製品が中心となっているものの、世界トップを争うパーツメーカーということもあって品質面でも評価されており、安定性・信頼性を重視するゲーマーの方にはおすすめできるメーカーです。
他には高性能かつ超軽量のビジネスノートPCを展開しているという点も独自の特徴です。高性能ビジネスPCは他のメーカーでもあまり多くは扱っていないため、選択肢の一つとしてこちらも検討の余地あり。
管理人コメント
国内ではそれほど取り扱いのないメーカーですが、ここ最近は自社ストアを中心に以前より積極的な販促を行っているイメージです。イメージキャラクターのオフィシャルVTuber美星メイのYouTubeチャンネルも好評。
GIGABYTE
知名度 | |
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同じく台湾に拠点を構えるPCパーツ製造の大手メーカーです。プロフェッショナル向けのゲーミングブランド「AORUS(オーラス)」やクリエイター向けハイエンドの「AERO(エアロ)」を展開しており、自社製のパーツ類を生かした完成品PCを販売しています。
ノートパソコン中心のラインナップで、最上位グレードのCPU、グラフィックボードを搭載した製品が揃っているなど現行機種の中でも特にハイエンド機を購入しやすいメーカーと言えます。
あくまでパーツ販売がメインのため同社製のパソコン自体はそれほど多くはありませんが、30年以上にわたって開発製造を手掛けるなど実績は間違いないので、自作派の方やハイスペックノートPCを検討されている方にはおすすめのメーカーです。
管理人コメント
PCパーツを購入する際に名前を見かけるメーカーの筆頭格。高リフレッシュレート(360Hz)対応のノートパソコンや曲面型ディスプレイなど最新の技術をいち早く取り入れた製品開発力に定評があります。
Acer
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品揃え | |
サポート |
ノートパソコンやPCモニター、プロジェクターなどを中心に手掛ける大手メーカーです。過去にはPC出荷数第2位を獲得したこともあるなどユーザーの支持も厚く、同じく完成品PCを多く扱うASUSと並んで台湾を代表するPCメーカーとなっています。
持ち運びに便利な軽量ノートからゲーミングPC、再生プラスチックを使用したサステナブルノートPCなど幅広い製品を展開。近年はOLED(有機EL)ディスプレイを搭載した製品にも力を入れています。
また低価格帯に関してはWindowsのノートパソコンでは10万円台から、Chromebookではそれ以下の値段から製品が用意されているため、リーズナブルな価格で購入したいという方にもおすすめです。
管理人コメント
「技術力+コスパ」というイメージのメーカーです。激安というほどではないですが、新しいことをやりながらもまずまずの価格で揃っているため比較的どんな属性の方でも手を出しやすいと思います。
VAIO
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ソニーから販売されていた人気PCブランドです。現在はVAIO単体の事業として切り離され独立しており、ソニーは販売のみを担当する形となっています。とはいえデザインを踏襲した上で国内生産も継続しており、そのブランド力は健在です。
軽量ノートPCを軸に取り扱っており、過去のVAIOシリーズ同様、シンプルで薄型、高性能の製品設計となっています。12.5型から16型まで大きさが細かく分かれており、自分にピッタリ合う大きさの製品を選べる点も魅力。
CPUやメモリのカスタマイズにも対応しており、昔よりもユーザーのニーズを意識したサービス面の向上が見られる部分も。製品はソニーストアに加え、VAIOの公式ショップでも購入が可能となっています。
管理人コメント
以前は隆盛を誇った国内有数のPCブランド。独立して再出発となったものの、移行後も精力的に新製品をリリースするなど、その開発ノウハウは受け継がれています。現在は経営も安定しており、今後のさらなる飛躍に期待。
EPSON
知名度 | |
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品揃え | |
サポート |
PCやプリンター、プロジェクターなどの精密機器を手掛ける国内メーカーのエプソンです。特に法人向けのシェアが高く、堅牢性や安定性などを重視した設計ときめ細やかなサポートでビジネスパーソンからの評価が高いメーカーです。
デスクトップからノートパソコン、タッチパネル液晶一体型PCなど幅広く製品が揃っており、業務用と親和性の高いグラフィックボード搭載のクリエイターPCを販売している点も国内大手メーカーの中では大きな特徴となっています。
またサポート面は他のメーカーと比較してもかなり充実しており、修理センター到着日の翌日までに修理作業を完了して返送する「1日修理」や、オプションで最長7年間の長期保証に対応するなど利便性の高いサービスを提供。
管理人コメント
個人向けPCとしてはそれほど存在感のないメーカーですが、プリンターなど業務用の周辺機器メーカーとしては非常に評価の高い会社。価格は高めですが医療現場向けやCAD向け、小売店向けなど用途を特化した製品開発力が強みです。
HUAWEI
・【毎月25日】HUAWEI会員の日 キャンペーン
知名度 | |
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HUAWEI(ファーウェイ)と言えば低価格高性能のスマートフォンが最も有名ですが、日本に本格進出している数少ない中国のPCメーカーでもあります。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスにも積極的。
ノートパソコンのみの取り扱いとなっており、薄型軽量化に力を入れている点が特徴。製品ラインナップ自体はそれほど多くありませんが、数種類に絞った系統ごとに用意されているため初心者の方は逆に迷うことがなく良いかもしれません。
オーディオやルーターなどの周辺機器も扱っており、ウェアラブルデバイスも含めて無線でつながるスマートホームを意識した製品が多い点もポイントです。
管理人コメント
価格は10万円台のミドルクラスが中心で、中国製のイメージである安かろう悪かろうも今や昔の話。年々品質が向上してきているためなかなか侮れません。ただその分価格も上昇傾向なのが悩みどころ。
(評価項目について)
知名度 | 実店舗の数やブランドの実績、広告露出等の多さ。 |
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コストパフォーマンス | 価格と性能のバランス。価格が安く性能の高い製品の多さ。 |
カスタマイズ | パーツのカスタマイズ時に選べるパーツの豊富さ。 |
品揃え | メーカー全体で選べるPCの種類の豊富さと納期の早さ。 |
サポート | カスタマーサポートの受付時間やサポート方法の種類の豊富さ(電話・メール・LINEなど)。 |
※メーカーの掲載順はランキングではございません。
※評価内容は個人の意見・感想です。
パーツの選び方
CPU
CPUは「Central Processing Unit」の略で、パソコン内部で行われている様々な計算の処理を行うパーツです。パソコンの中心となる装置なので、このCPUによってパソコンの性能の大部分が決まってきます。ここではCPUごとにその特徴とおすすめの用途などを解説していきます。
Celeron・Atom
こちらはインテルが販売する廉価版のCPUで、価格が最も安い部類のCPUとなります。価格が安い分性能も低いですが、ネットの閲覧やメールのやりとりなどで日常的に使う分には十分な処理速度を備えているため価格を抑えてパソコンを購入したいという場合におすすめのCPUです
Core i3・Ryzen 3
現在販売されているパソコンにはインテルのCoreシリーズとAMDのRyzenシリーズのどちらかが搭載されていることが多いです。そんな中でもこちらのCore i3・Ryzen 3は最も安価でコストパフォーマンスを重視したグレードとなります。とはいえ先程のCeleron・Atomなどと比べて性能は高いので、普段使いのパソコンを安く買いたいけど性能もある程度欲しいという方におすすめのCPUです。
Core i5・Ryzen 5
コストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめなのがこちら。性能と価格のバランスが取れており、複数アプリを起動してのマルチタスクや簡単な画像・動画編集などのクリエイティブ用途にも活用することができます。もちろん普段の作業も下位のCPUに比べてサクサクです。
コスパ重視派におすすめの理由としては、これより上位のCPUとなると普段使いの一般用途ではあまり恩恵を感じにくくなるため、PCゲームなどをプレイしない場合は価格の上がり幅と釣り合わない場合が多いと思います。そういった意味でも過不足なく能力を発揮できる万人向けモデルと言えます。
Core i7・Ryzen 7
ゲーミングパソコンやクリエイター向けパソコンにおすすめの上位グレードCPUです。最新の3Dゲームや高画質の動画編集など重たい処理を十分にこなせる性能を備えています(別途後述のグラフィックボードなども必要)。予算に余裕がある場合はとりあえずこちらを選んでおいて間違いはないと思います。
Core i9・Ryzen 9
圧倒的な性能を誇るコアユーザー向けの最上位グレードCPUです。もちろん価格もその分高くなります。ただ普通に使う分にはその性能を発揮できるような用途がそもそも少ないため、最高画質の最高設定でゲームを楽しみたい方や4Kの動画編集を考えている方などでハイエンドマシンを購入したいという方におすすめ。
メモリ
メモリはCPUに接続され、CPUが計算処理のためのデータを保存するための役割を担うパーツです。メモリによってパソコンの動作が劇的に早くなることはありませんが、メモリ容量が不足するとCPUの処理がスムーズに行えずパソコンの動作が遅くなります。つまりわかりやすく言えば「パソコンの動作が遅くならないようにするパーツ」ということになります。では具体的に何GB程度必要なのかを用途別に解説していきます。
4GB
現行パソコンでエントリークラスの最低ラインとして搭載されているのがこちらの4GB。ネットやメールなど簡単な作業しかしないという場合は4GBでもOKですが、複数のアプリを同時に立ち上げたりブラウザのタブを大量に開いたりすると動作が遅くなる場合があります。
8GB
ブラウザを開きながらOfficeもソフトを使ったり、動画視聴をしながらビデオ通話をしたりなどマルチタスクを行う場合がある、もしくははあるかもしれないという方はこちらの8GBがおすすめ。8GBあれば大抵の用途には十分なので、コストパフォーマンス重視の方も8GBを選択されると良いと思います。
16GB
日常的にマルチタスクを行う方や、ゲーム・動画編集など重めの用途でパソコンを使用する方は16GBがおすすめ。16GBであればメモリ不足に陥ることはほとんどないので、できるだけ余裕を持ったスペックで構成したいという場合も16GBを選択すると良いでしょう。
32GB以上
ロマン枠。おそらく実用的なところでいくと32GBが必要になるのは複雑な動画編集くらいでしょうか。例えばPhotoshopやAfter Effects、Premiere ProといったAdobeの映像系ソフトを同時に起動することがあるという場合は32GBが必要になる場合もあると思います。また今後将来的には必要なメモリ容量が増えていくことが予想されますので長く使うために備えておきたいという方は32GB以上を搭載しておいても良いと思います。
ストレージ
ストレージは、パソコン上に画像や動画、文書などのデータを保存するためのパーツです。例えば自分で撮った写真などをパソコンに保存する場合はすべてこのストレージに保存されます。パソコンのストレージは大きく分けてHDDとSSDの2種類があるので、それぞれについて解説します。
HDD
安価で大容量な従来型のストレージです。価格が安いというのが最大のメリットですが、SSDに比べて読み込みの速度が遅い、熱や衝撃に弱いなどのデメリットもあります。ストレージの読み込みが遅いと、Windowsの起動が遅くなったりアプリケーションの動作が遅くなる場合があります。
SSD
近年HDDに代わって主流になりつつある半導体を用いた新型のストレージです。SSDはHDDに比べて読み書きのスピードが速く、特にWindowsの起動などは体感できるレベルで明らかに速くなるためこれからパソコンを購入する場合は基本的にSSDがおすすめ。以前は価格が高いという欠点がありましたが、年々安価になっていて大容量化も進んでいるためこの点はあまり気にならなくなってきています。
NVMe SSD
接続規格をSSD向けに最適化して読み書きの性能をさらに向上させた製品です。こちらに関しては他のパーツとの兼ね合いがあるため常に選択できるとは限りませんがNVMe対応の場合はストレージの仕様の欄に記載がある場合がほとんどなので確認しておくと良いと思います。
ストレージは何GBがベスト?
どれくらいのデータを保存したいかによって異なります。参考までに、写真などの画像を1枚1.25GBとした場合、128GBで約1万枚、256GBでは約2万枚が保存できます。フルHDの動画(1分あたり100MBの場合)では128GBで約21時間、256GBで約42時間の保存が可能です。
またWindowsなどのOSや各種アプリケーション分の容量も必要になるため、個人的には256GB以上がおすすめです。これくらいあれば普通に使っていて容量がすぐに不足するということはないと思います。もちろんストレージ容量も大きいに越したことはないので、用途や予算に応じて増やしていきましょう。
グラフィックボード
グラフィックボードはパソコンの中の映像処理を担当するパーツで、ビデオカードとも呼ばれます。CPUにも簡易的な映像処理機能は搭載されているため普通のPCには搭載されないことが多いですが、PCゲームや動画編集、画像生成AIなど本格的な映像用途にはこちらのグラフィックボードが必要になります。
例えばゲームの場合グラフィックボードの性能が高いほど高画質でなめらかな映像を表示できるようになるため高性能に越したことはないのですが、グラフィックボードは全PCパーツの中でトップクラスに価格が高いため予算に応じて選択する必要があります。
また、具体的にどの程度性能が変わるのか気になる方も多いと思いますので、いくつかのグラフィックボードでどれくらいのゲームが動くのかを測ったベンチマーク結果を記載します(第12世代Core i7使用時)。
GeForce RTX 3090(ハイエンド)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 3840×2160 | 高品質 | 81~84fps |
フォートナイト | 3840×2160 | 最高設定 | 180~187fps |
Apex Legends | 3840×2160 | 高設定 | 164~172fps |
GeForce RTX 3070(ミドルクラス)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 3840×2160 | 高品質 | 54~58fps |
フォートナイト | 3840×2160 | 最高設定 | 117~123fps |
Apex Legends | 3840×2160 | 高設定 | 122~132fps |
GeForce GTX 1650(エントリークラス)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 1920×1080 | 高品質 | 35~40fps |
フォートナイト | 1920×1080 | 最高設定 | 58~62fps |
Apex Legends | 1920×1080 | 高設定 | 51~59fps |
フレームレートとは?
1秒間に何枚の画像を表示できるかを示す値です。fps(frames per second)という単位が用いられます。この値が大きいほど映像がなめらかになり、低いほどカクカクになります。ゲームでは一般的に30fpsがプレイできる最低ライン、60fpsが快適にプレイできるラインとされます。
Iris Xeグラフィックス(CPU内蔵)
インテルのCoreプロセッサに搭載されているCPU内蔵型のグラフィックスエンジンです。これらのCPUはグラフィック機能が強化されており、従来のグラフィックボードには劣りますがCPUのみでゲームがある程度プレイできるようになるためカジュアルにゲームを楽しみたいという方におすすめです。(表はCore i7-1165G7搭載時のスコア)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
VALORANT | 1920×1080 | 高設定 | 60~68fps |
フォートナイト | 1920×1080 | 中設定 | 46~50fps |
Apex Legends | 1920×1080 | 低設定 | 47~49fps |
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
CPU・グラフィックボードの性能比較表
CPUなどのパーツは同じシリーズでも型番が違うと性能が大きく違うなど性能を把握するのが大変ですので、「どれが高性能な製品なのか手っ取り早く知りたい!」という方のために主要な製品の性能を比較した表を作成しました。
こちらの表はベンチマークと呼ばれる性能評価ソフトを用いて算出された数値をもとに作成していますので、各パーツの相対的な性能差を確認する際の参考にしていただければと思います。
CPUのベンチマークスコア
CPU | PassMark ベンチマークスコア |
Core i9-13900 | |
Core i7-13700 | |
Core i9-12900 | |
Core i7-12700 | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 | |
Core i3-13100 | |
Core i3-12100 | |
Celeron G6900 | |
—————— | |
Ryzen 9 7900 | |
Ryzen 7 7700 | |
Ryzen 9 5900 | |
Ryzen 5 7600 | |
Ryzen 7 5800 | |
Ryzen 5 5500 | |
Ryzen 3 4300G |
基本的には新しく発売されたもの(型番の数字が大きいもの)ほど性能が高くなっていきます。例えば最新第13世代のCore i7-13700と第12世代のCore i7-12700を比較すると、同じCore i7でも20%以上の性能差があることがわかります。
また、2022年に発売された第12世代のCore i3-12100はこの表の中では比較的下位に位置していますが、2019年発売の第9世代のCore i7-9700(スコア:13294)を上回る性能を備えています。このように、同じ名称でも実際の性能は型番によって大きく異なる場合があります。
このあたり少しややこしいのですが、できれば購入予定の製品がどれくらいの性能を備えているのかおおまかに把握しておきましょう。
グラフィックボードのベンチマークスコア
GPU | 3DMark ベンチマークスコア |
RTX 4090 | |
RTX 4080 | |
RTX 4070 Ti | |
RTX 3090 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 3080 12GB | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 10GB | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 4060 | |
RTX 3060 8GB | |
RTX 3050 | |
GTX 1660 SUPER | |
GTX 1650 |
グラフィックボードの現在の最新シリーズはRTX 4000番台で、こちらについても基本は型番の数字が大きくなるほど性能が高くなっていきます。
エントリークラスのGTX 1650が2万円前後に対してハイエンドのRTX 4090は25~30万円と価格の開きが大きく、ベンチマーク上位の製品だからと簡単に決めづらいのが悩ましいところ。自分にとって必要な性能とコストパフォーマンスの見極めも大切です。
またベンチマークの細かい数値についてはテスト環境によっても差が出てくるため、あくまでそれぞれの製品を比較する際の目安として捉えていただければと思います。
BTOパソコンの利点
用途に応じたカスタマイズが可能でコスパが高い
パソコンは、人によって使い道が千差万別な製品ですから、大量生産の画一的なスペックだけではどうしても対応できない場合があります。BTOパソコンであれば、パーツ単位でPCをカスタマイズでき、過不足ない最適な構成で購入できるため、コストパフォーマンスが高くなります。
カスタマイズしない場合でも安い
BTOパソコンは従来のメーカー製PCに比べ、不要なソフトウェアが省いて価格を抑えているので、「カスタマイズとかよくわからない…」という場合でもカタログ通りの商品を購入するだけで十分なメリットがあります。
一昔前はそのかわりサポートがイマイチと言われることもありましたが、近年ではどのショップも大手メーカーと遜色ないレベルで充実させてきているので始めて利用する方でも安心です。
購入後の拡張性が高い
BTOパソコンは購入後ユーザー自身でメンテナンスが可能になっているので、後からスペックを上げたくなった場合もパーツ単位の交換が可能です。自分での作業が不安な方はもちろんショップに送ってサポートを受けることもできるようになっています。
BTOパソコンを選ぶ際のポイント
用途を明確にする
BTOの長所は細かいカスタマイズができる点ですから、自分が使いたいものに合わせてピンポイントで仕様を決めることができます。ネットサーフィンができれば十分なのか、最新のゲームや動画編集などをしたいのかなど、購入する前に、新しいパソコンをどのような用途で使いたいのかを一通りまとめておきましょう。
サポートや保証などのアフターサービスを比べる
どんなに品質の良いパソコンでも、長年使っているとどうしても不具合なども起こりやすくなってきます。ケースを開けて自分で対応できるという方は別ですが、専門的な知識のない方は購入店のサポートを受けるのが一番安心です。購入後どのようなサポートがあるのか、どのような保証がつけられるのかなどをあらかじめ確認しておきましょう。
予算を決めておく
カスタマイズ性の高さはBTOパソコンの長所ですが、その分普通のメーカー品と比べて付けられるオプションの数もケタ違いに多いです。もちろんつけるかどうかは全部自分で決められるのですが、あれもこれも欲しくなってついつい予算をオーバーしてしまいがちです。使える予算をあらかじめ決めておき、その予算内でパーツの取捨選択をするようにしておけば、BTOパソコンの特徴を生かして最大限にコストパフォーマンスを発揮できるはずです!
パソコン初心者でも買って大丈夫?
一昔前のBTOパソコンは、詳しい人向けの製品というイメージが強かったですが、近年ではどのショップも一般向けのラインナップを強化してきていて、用途ごとにわかりやすく購入できるようになっているので、細かいことはよくわからないという方でも安心して利用できます。
また、利用中に何かわからないことがある場合も、購入したショップに問い合わせればすぐに対応してもらえます。今回紹介しているようにサポートの特徴はショップごとに様々なので、気になる方は購入前に確認しておきましょう。
価格帯について
同じパソコンでも、価格帯によって特徴が大きく変わってくるところがありますので、代表的な用途ごとにそれぞれの大まかな価格の目安をご紹介します。
エントリークラス【3~10万円】
メールやサイトの閲覧など基本的な用途にしか使わないという場合はこちらの価格帯のPCがおすすめです。ビジネス用途でも利用可能ですが、Officeソフトの使用や頻繁に動画をみたいという方は最低でも5~6万円以上の製品にすると良いと思います。
ミドルクラス【10~20万円】
こちらの価格帯の製品は、一般的な利用であれば不自由なく使うことができると思います。複数のソフトウェアの併用や、処理の軽いゲームなどは十分プレイ可能です。しばらく同じPCを使い続けるつもりであればミドルクラス以上の製品がおすすめです。
ハイエンド【20万円~】
処理の重い最新のゲームやCGなどの画像処理、動画編集などを行う場合はハイエンドPCにされることをおすすめします。この価格帯の製品は用途に応じてスペックが設定されているものも多いので、ショップの想定する利用例などを見ながら検討されると良いでしょう。
おすすめのパソコンメーカー徹底比較のまとめ
・BTOは自分好みにカスタマイズできる!
・メーカー品もカスタマイズ可能な製品が増えている
・自分の用途や予算に合った製品・メーカーを選ぼう!
というわけで、今回はおすすめのパソコンメーカーをご紹介させていただきました。パソコンを購入するときはできるだけしっかり選んで自分でも納得してからにしたいものですよね。最近はBTOの選択肢がどんどん増えてきていますし、製品のラインナップも充実しています。パソコン購入にあたっては、自分の目的に合った製品選びをすることが大切ですから、お店の特徴など少しでも参考にしていただければと思います。