パソコンでの文書作成やプレゼンテーション作成ソフトとして定番となっているマイクロソフトの「Office」ですが、個人向けのパッケージでも3万円程度となかなか高額です。
そこで今回は「ワード・エクセル・パワーポイント」といったOfficeソフトの代替となる無料の文書作成ソフトを4つご紹介します。
すべてMicrosoft Officeと互換性のあるソフトなので、これらのソフト作ったファイルを正規版のOfficeで開くことも可能となっています。
Microsoft Officeの料金一覧
製品 | 内容 | 期間・台数 | 価格 |
Microsoft365 Personal | Word Excel PowerPoint Outlook Publisher Access | 年間契約・月間契約 (同時利用5台) | 13,410円(年間) |
Office Personal 2021 | Word Excel Outlook | 永続ライセンス (2台) | 33,930円 |
Office Home & Business 2021 | Word Excel PowerPoint Outlook | 永続ライセンス (2台) | 39,582円 |
文書作成ソフトはパソコンで仕事をする際に必須とも言えますが、Microsoft OfficeはPowerPoint込みのパッケージ版で39,582円、自動更新のMicrosoft365でも年間13,410円ですから、継続的に使用する場合はどうしても高額になってしまいます。
特に新しいパソコンと同時に購入する場合はかなりの出費になりますから悩みどころですよね。
というわけで、できるだけお金をかけずにオフィスソフトを使いたい!という方向けに無料で使えるOfficeの代替ソフトをご紹介していきたいと思います。
Officeの代わりに使えるおすすめソフト4選
Open Office(オープンオフィス)
使い勝手 | |
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編集のしやすさ | |
多機能 | |
Office互換性 |
Officeの互換ソフトとしてトップのシェアを誇る人気のフリーソフトです。正式リリースは2002年と歴史も長く、OpenOfficeをもとに様々なフリーのOffice互換ソフトが派生していきました。国内でも複数の自治体や官公庁に採用されるなど多数の実績を誇っています。
内容は文書作成ソフトのWriter(ライター)、表計算ソフトのCalc(カルク)、プレゼンテーションソフトのImpress(インプレス)といったMicrosoft Officeと同等の機能を持つ編集ソフトがパッケージとなっています。
数式やデータベース作成機能を備えるなど無料とは思えない多機能なソフトとなっていますが、表やグラフなど複雑な図形ではMicrosoft Officeで開いたときに多少ずれが生じてしまうなど互換性はあるものの完璧ではないため、併用で使いたいという場合は他のソフトのほうが良いかも。
Libre Office(リブレオフィス)
使い勝手 | |
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編集のしやすさ | |
多機能 | |
Office互換性 |
2010年にOpenOfficeから派生して作られたOffice互換ソフトのLibre Office(リブレオフィス)です。最も活発に開発が進んでいるフリーソフトと言われ、頻繁な機能の改善などユーザーの満足度も高いソフトとなっています。
内容はOpen Officeと同様、文書作成ソフトのWriter(ライター)、表計算ソフトのCalc(カルク)、プレゼンテーションソフトのImpress(インプレス)に加えグラフ作成ソフトのChartsなど独自の機能を複数備えています。
Microsoft Officeとの互換性も高く、複数人でファイルを共有する場合も違和感なく併用が可能なので互換性重視の場合は特におすすめのソフトです。編集画面のレイアウトなども似ているためMicrosoft Officeに慣れている方には使い勝手の良い製品。
OfficeSuite(オフィススイート)
使い勝手 | |
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編集のしやすさ | |
多機能 | |
Office互換性 |
MobiSystemsが提供しているクロスプラットフォームのOfficeの互換ソフトです。OfficeSuiteはモバイル端末での使用にも強く、スマートフォンの機種によっては最初からプリインストールされているなど実績を兼ね備えたオフィスソフトです。
内容は文書作成ソフトのOfficeSuiteドキュメント、表計算ソフトのOfficeSuite Sheets、プレゼンテーションソフトのOfficeSuite Slidesといった編集ソフトがパッケージとなっています。
他のソフトに比べスマートフォンでの使い勝手が非常に良く、PCと連携してスマホで文書編集をしたいという方には特におすすめのソフト。過去にはAndroid優秀なアプリを表彰するAndroid Excellence Awardを受賞するなどユーザーの評価も高いソフトです。
Googleドキュメント
使い勝手 | |
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編集のしやすさ | |
多機能 | |
Office互換性 |
近年急速にシェアを伸ばしているGoogleが提供する無料の文書作成ソフトです。最大の特徴は、「オンラインで使える」という点で、Googleアカウントとネット環境があれば同じ文書を他のユーザーと共同で編集することが可能となっています。
文書作成ソフトのGoogleドキュメント、表計算ソフトのGoogleスプレッドシート、プレゼンテーションソフトのGoogleスライドといったOffice互換のツールが無料で使える上に作成したファイルはGoogleドライブのオンラインストレージ上に保存できるなど使い勝手は抜群。
また、ビジネス向けに管理機能コミュニケーションツールを搭載したGoogle Workspaceというサービスもあります。個人向けとは違い月額制ですが料金は680円からと非常に安いため、複数人のチームで使いたいという場合はこちらもおすすめです。
Microsoft Officeとフリーソフトどっちがおすすめ?
結局の所Microsoft Officeとフリーソフトどちらを選べば良いのかお悩みの方もいらっしゃると思いますので、どういった方にMicrosoft Officeとフリーソフトがそれぞれおすすめなのか比較していきたいと思います。
Microsoft Officeがおすすめな人
・仕事や学校で頻繁にWordやExcelを使用する機会がある方
・多機能・高機能な編集作業を行いたい方
今回ご紹介したフリーソフトはMicrosoft Officeと互換性を持っています(どちらのソフトでもお互いにファイルを開くことができます)が、やはり中身が違うソフトなので100%完璧とまでは言えず、まれにレイアウトのズレなどが起こる場合があります。
仕事や学校で使う場合、作成した文書をだれかに提出するという場合がほとんどですから、相手がMicrosoft Officeを使っているという前提で考えると自分も同じソフトを使っていたほうが安心だと思います。
フリーソフトがおすすめな人
・Microsoft Officeとの100%の互換性を必要としない方
・コストを抑えてオフィスソフトを使いたい方
趣味やプライベートでの文書作成など自分用にオフィスソフトを使う場合が多いという方はフリーソフトでも十分代用できます。そしてなんと言っても無料で使えますから、できるだけコストを抑えたいという方には最適です。
また、オンライン上で複数人と共有して文書編集を行うことができるGoogleドキュメントなど独自の便利な機能もありますから、必要に応じて使い分けるというのもありだと思います。
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まとめ
今回はOfficeの代わりに使える無料のフリーソフトをご紹介させていただきました。以前は使い勝手の面でMicrosoft Office一強という時代もありましたが、ここ最近は無料で使える複数の競合サービスが出てきているため互換ソフトでも十分代用可能となっています。
今回紹介したソフトは無料で使えるものばかりですから、Officeを買おうかどうか迷っている方は試しに一度利用してみてはいかがでしょうか。