最新の第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載したおすすめのゲーミングパソコン5選をご紹介します。第12世代Coreプロセッサーは特にゲーム向けの性能が大幅に向上しており、スペックを重視するPCゲーマーの方は必見です。
また、パーツごとの選び方についても記事の後半で詳しく解説していますので、「パソコンの選び方がよくわからない」という方はこちらも参考にしていただければと思います。
第12世代Coreプロセッサー搭載のおすすめゲーミングPC
マウスコンピューター 「G-Tune EN-Z」
マウスコンピューターが展開するゲーミングPCブランド「G-Tune」のミドルクラスデスクトップPCです。PCケースは上部前面にHDMI端子などのインターフェースを設置し、底面の大型吸気口には水洗い可能なマグネット式ダストフィルターを採用。日頃の使い勝手やメンテナンス性を高めたこだわりの一台となっています。
スペックはCPUにCore i7-12700K、メモリ16GB、グラフィックボードにGeForce RTX 3060を搭載し、価格は264,800円。ストレージはSSD 512GBに加えHDD 2TBのデュアルストレージを標準装備。ライトゲーマーからコアゲーマーまで幅広いユーザーにおすすめの製品です。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | Core i7-12700K |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB(NVMe) + HDD 2TB |
グラフィック | GeForce RTX 3060 |
価格 | 264,800円(税込) |
NEC「LAVIE Direct GX(PC-GD218RZAU)」
国内大手メーカー製で最新モデルを購入したい方にはこちらがおすすめ。NECのゲーミングデスクトップパソコンです。タワー型PCでありながらコンパクトさを追求したサイズ感が大きな特徴で、CPUファンやケースファンの静音性にも配慮。
スペックはGeForce搭載モデルでCPUにCore i7-12700F、メモリ8GB、グラフィックボードにRTX 3060を搭載し、価格は241,340円。標準構成からメモリやストレージのアップグレードにも対応しています。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | Core i7-12700F |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィック | GeForce RTX 3060 |
価格 | 241,340円(税込) |
パソコン工房「LEVEL-R769-127-VAX」
パソコン工房が展開するゲーミングPCブランド「LEVEL∞」のミドルクラスデスクトップPCです。シンプルで高級感のあるブラックの外観に拡張性の高さを備えたPCケースを採用。また800WのGOLD電源が標準搭載されている点もポイントです。
スペックはCPUにCore i7-12700K、メモリ16GB、グラフィックボードにRTX 3080を搭載し、価格は299,800円。20万円台のゲーミングPCの中では非常にコストパフォーマンスが高く、ワンランク上のゲーミングPCが欲しいという方におすすめ。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | Core i7-12700 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB(NVMe) |
グラフィック | GeForce RTX 3080 |
価格 | 299,800円(税込) |
ドスパラ「GALLERIA RM5C-R36T」
予算20万円で高コスパゲーミングPCを購入したいという方にはこちらの製品がおすすめ。ドスパラのミドルクラスデスクトップPCです。デザイン性が高くエアフローに優れたPCケースを採用し、購入後の拡張性にも配慮された設計となっています。
スペックはCPUにCore i5-12400、メモリ16GB、グラフィックボードにGeForce RTX 3060 Tiを搭載し、価格は189,979円。20万円以内のゲーミングPCの中ではスペック面もかなり充実しており、性能と価格どちらもこだわりたいというよくばり派の方におすすめの製品です。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | Core i5-12400 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB(NVMe) |
グラフィック | GeForce RTX 3060 Ti |
価格 | 189,979円(税込) |
マウスコンピューター 「G-Tune PP-Z-3070Ti (プレミアムモデル)」
第12世代Coreプロセッサー搭載のハイエンドPCが欲しいという方はこちらがおすすめ。マウスコンピューターのフラッグシップゲーミングデスクトップPCです。最新の3Dゲームから動画編集、映像配信など様々な用途を快適にこなせる高性能モデルとなっています。
スペックはCPUにCore i9-12900KF、メモリ32GB、グラフィックボードにGeForce RTX 3070 Tiを搭載し、価格は399,800円。ゲームのプレイ環境にこだわりたいコアユーザーの方にも自信を持っておすすめできる一台です。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | Core i9-12900KF |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 512GB(NVMe)+ HDD 4TB |
グラフィック | GeForce RTX 3070 Ti |
価格 | 399,800円(税込) |
パーツの選び方
CPU
パソコンの基本的な性能を決める重要パーツです。現在は大きく分けてインテル社のCoreシリーズとAMD社のRyzenシリーズが販売されていて、型番ごとに性能が異なります。
ゲーミングPC | 価格重視 | バランス重視 | 性能重視 |
CPU | Core i5・Ryzen 5 以上 | Core i7・Ryzen 7 以上 | Core i9・Ryzen 9 以上 |
細かく調べるのが面倒という方はざっくりと上記のようなイメージで大丈夫です。
ゲーミングPCの場合は最低でもCore i5・Ryzen 5以上を選択することをおすすめします。それより下のグレードになってしまうと最新の3Dグラフィックを用いたゲームは画質設定を下げてもかなり厳しくなってしまいます。
また、CPUがある程度の性能を持っていないとグラフィックボードの性能を引き出すこともできないため、ゲーム用途であればそれなりのCPUを積んでおきましょう。
CPUに関する詳しい解説はこちら↓
メモリ
メモリは、パソコンの中で一時的にデータを記憶する領域として用いられ、メモリ容量が大きいと複数のアプリケーションを同時に開いた場合でも快適な動作を行うことができるようになります。
ゲーミングPC | 価格重視 | バランス重視 | 性能重視 |
メモリ | 8GB 以上 | 16GB 以上 | 32GB 以上 |
ゲーミング仕様のPCであれば基本的にどの製品もメモリ8GB以上は搭載されていると思いますので、ここが最低ラインとなります。ゲーム+動画や配信など他のアプリケーションも同時に起動したいという場合は16GB以上を推奨します。32GB以上あればほとんどの用途でメモリ不足になることはありませんが、逆に言えばコアユーザー以外はそこまで求める必要はあまりないかも。
ストレージ
HDDやSSDと呼ばれるパーツで、アプリケーションのデータファイルや写真、動画、音楽などのメディアファイルを保存しておく場所のことです。容量は当然大きいほうがより多くのデータを保存することができます。
また、Windowsなどのオペレーティングシステムもこちらのストレージにインストールされるため、ストレージの種類によってパソコンやアプリケーションの起動速度が変わります。
ゲーミングPC | 価格重視 | バランス重視 | 性能重視 |
ストレージ | HDD | SSD | SSD(NVMe) |
従来の規格であるHDDと新型ストレージのSSDでは体感でも動作速度にかなりの違いが出るため、基本的にはSSDを推奨します。ゲームの場合ストレージの速度は起動や読み込みのスピードに直結するので、最大限高速化をしたいという方はNVMe接続のSSDを選択するとさらなるスピードアップが見込めます(NVMe接続の場合はメーカーのスペック表等に明記されています。特に表記がない場合は通常のSSDとなります)。
容量に関してはゲーミングPCの場合500GB以上を推奨します。SSDは容量が増えるにつれて高額になってくるので、価格を抑えたい場合はSSD250GB+HDD1TBのデュアルストレージなどを選択するのもあり。
グラフィックボード
ゲームや3DCG、動画編集など画像・映像関係の処理を行う場合に必要となるパーツです。基本的には高額になるほど性能も上がります。現在はNVIDIA社とAMD社がそれぞれグラフィックボードの生産を行っています。
必要なパーツのグレードは用途によって異なりますが、PCゲームをプレイしたい場合はそのゲームの推奨環境、動画編集を行いたい場合は編集ソフトの動作環境などを確認した上で条件を満たすグラフィックボードを選択するようにしましょう。
下記に現行グラボの早見表を用意したので、必要に応じて参考にしてください。基本的には価格が上がるほど性能が高くなります。
NVIDIA | AMD | 単体の価格 |
RTX 3090 | RX 6900 XT | 200,000円~ |
RTX 3080 | RX 6800 XT | 100,000円~ |
RTX 3070 | RX 6800 | 70,000円~ |
RTX 3060 | 60,000円~ | |
RTX 2080 | RX 6700XT | 85,000円~ |
RTX 2070 | RX 5700XT | 45,000円~ |
RTX 2060 | RX 5700 | 35,000円~ |
GTX 1660 | RX 5600 XT | 20,000円~ |
GTX 1650 | RX 5500 XT | 15,000円~ |
また、具体的にどの程度性能が変わるのか気になる方も多いと思いますので、いくつかのグラフィックボードでどれくらいのゲームが動くのかベンチマーク結果を記載します(Core i7使用時)。
GeForce RTX 3090(ハイエンド)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 3840×2160 | 高品質 | 81~84fps |
フォートナイト | 3840×2160 | 最高設定 | 180~187fps |
Apex Legends | 3840×2160 | 高設定 | 164~172fps |
GeForce RTX 3070(ミドルクラス)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 3840×2160 | 高品質 | 54~58fps |
フォートナイト | 3840×2160 | 最高設定 | 117~123fps |
Apex Legends | 3840×2160 | 高設定 | 122~132fps |
GeForce GTX 1650(エントリークラス)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
ファイナルファンタジー15 | 1920×1080 | 高品質 | 35~40fps |
フォートナイト | 1920×1080 | 最高設定 | 58~62fps |
Apex Legends | 1920×1080 | 高設定 | 51~59fps |
フレームレートとは?
1秒間に何枚の画像を表示できるかを示す値です。fps(frames per second)という単位が用いられます。この値が大きいほど映像がなめらかになり、低いほどカクカクになります。ゲームでは一般的に30fpsがプレイできる最低ライン、60fpsが快適にプレイできるラインとされます。
Iris Xeグラフィックス(CPU内蔵)
インテルの第11世代Coreプロセッサ「Core i7-1165G7(1185G7)」や「Core i5-1135G7」などに搭載されているCPU内蔵型のグラフィックスエンジンです。これらのCPUはグラフィック機能が強化されており、従来のグラフィックボードには劣りますがCPUのみでゲームがある程度プレイできるようになるためカジュアルにゲームを楽しみたいという方におすすめです。(表はCore i7-1165G7搭載時のスコア)
ゲームタイトル | 解像度 | 画質設定 | フレームレート |
VALORANT | 1920×1080 | 高設定 | 60~68fps |
フォートナイト | 1920×1080 | 中設定 | 46~50fps |
Apex Legends | 1920×1080 | 低設定 | 47~49fps |
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
パソコンに関するよくある質問
Q. スペックの決め方を手っ取り早く教えて!
A. 最低限抑えておくべきなのは、CPUとメモリ、ストレージの3つです。
細かい知識を覚えるのが面倒な方向けにゲーミングPCのパーツ選びに関する簡単な基準を表にしましたので、とりあえずサクッと決めたいという場合は参考にしていただければと思います。
価格重視 | 性能重視 | |
CPU | Core i5・Ryzen 5 以上 | Core i7・Ryzen 7 以上 |
メモリ | 8~16GB | 32GB |
ストレージ | SSD 240~500GB | SSD 500GB以上 |
Q. グラフィックボードは載せた方がいい?
A. パソコンでゲームをプレイするなら載せましょう。重めの映像処理には必須になってくるので、動画編集やCGソフトなどを使う予定がある方も付けておくことをおすすめします。逆にそういった用途に使わない方は特に必要ないので、そのお金で別の部分をアップグレードしましょう。
グラフィックボードに関する詳しい解説はこちら↓
Q. CPUとグラフィックボードどっちを優先するべき?
A. ゲームごとに異なりますが、一般的にはグラフィックボードの方がゲームの動作に与える影響が大きいと言われています。ただ、CPUがあまりにスペック不足だとどれだけハイスペックなグラフィックボードを搭載しても本来の性能が発揮できなくなってしまいます。
ゲームタイトルによってはCPUがCore i3でもグラボさえ良ければ快適動作するものなどもありますが、基本的にはどちらかに性能を傾けるのではなく、バランスを取った構成にしておいたほうが無難です。その上で強いてどちらか選ぶのであればグラフィックボードをやや重視するというイメージでOKです。
というわけで、今回は第12世代Coreプロセッサー搭載のおすすめゲーミングパソコンをご紹介させていただきました。ゲーミングPCは各メーカーから様々な製品が出ていてどれを買うか迷うことも多いと思いますので、パソコン購入の際の一つの参考にしていただければ幸いです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!