ドスパラ(サードウェーブ)の14型ノートPC「THIRDWAVE F-14RP5T」は、Core i5-1335U・16GBメモリ・500GB NVMe SSDという”ちょうどいい”スペックに、約1.3kgの軽さと127,980円(税込)の価格を両立させた1台です。オフィスワークや動画視聴、ちょっとした写真編集まで、日常のほとんどの作業を快適にこなせます。
ただ、「本当にこの値段で大丈夫?」「ディスプレイの質はどうなの?」と気になっている方も多いはず。この記事では、CPUのベンチマークデータをもとにした性能分析、ドスパラ内の競合モデルとのガチ比較、さらにネット上のリアルな口コミを徹底的に集めて、購入前に知っておくべきポイントをすべて整理しました。「買って後悔しないかな…」というモヤモヤを、この記事でスッキリ解消してください。
THIRDWAVE F-14RP5Tのスペックと特徴まとめ
まずはTHIRDWAVE F-14RP5T メモリ16GB搭載モデルの基本スペックを確認しておきましょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | Intel Core i5-1335U(10コア / 12スレッド / 最大4.6GHz) |
| グラフィックス | Intel Iris Xe(CPU内蔵 / 80EU) |
| メモリ | 16GB(8GB×2 / DDR4-3200 SO-DIMM) |
| ストレージ | 500GB NVMe M.2 SSD |
| ディスプレイ | 14.0インチ フルHD(1920×1080)非光沢 / 60Hz |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E(Intel AX211)/ Bluetooth 5.3 |
| 主な端子 | USB-C(DP1.4/PD対応)×1、USB-A 3.2×2、HDMI、有線LAN、microSD |
| バッテリー | 動画再生時 約3.5時間 / アイドル時 約6.9時間(JEITA 3.0) |
| 重量 | 約1.3kg |
| サイズ | 約325×222×22 mm |
| 価格(税込) | 127,980円(36回分割 月々3,600円 / 手数料無料) |
注目ポイントをざっくり整理
約1.3kgの軽さは14インチクラスではかなり優秀です。A4サイズより少し大きい程度のフットプリントなので、カバンにすっと入ります。
USB-CポートはDisplayPort 1.4出力とPD充電に両対応しているので、USB-C対応モニターに映像を出しながら同時に充電できます。出先で45W級のPD充電器を使えば、付属のACアダプターを持ち歩かなくてもOKです。
有線LANポートが付いているのも地味にうれしいポイント。Wi-Fi 6E(AX211)対応なので無線も十分高速ですが、安定性が求められるオンライン会議やファイルの大量アップロード時には有線が安心です。
WEBカメラにはプライバシーシャッターが付いていて、物理的にレンズを隠せます。テレワーク中の「うっかり映り込み」を防げるのは、在宅勤務が増えた今ありがたいですね。
ドスパラは国内生産にこだわったBTOメーカーで、神奈川県の自社工場で組み立て・検査を行っています。24時間365日の電話サポートや最長5年の延長保証も選べるので、パソコン初心者の方でも安心して購入できます。
Core i5-1335Uのベンチマーク性能を徹底検証
THIRDWAVE F-14RP5Tに搭載されているCore i5-1335Uは、第13世代(Raptor Lake-U)の省電力モバイル向けプロセッサーです。2つの高性能Pコアと8つの高効率Eコアの合計10コア / 12スレッド構成で、TDP 15Wの枠内でバランスよく性能を発揮します。
各種ベンチマークのスコアを、nanoreview.net・Geekbench Browser・PassMarkなど複数の海外データベースから収集しました。以下が主要ベンチマークの結果です。
Core i5-1335U ベンチマークスコア一覧
| ベンチマーク | シングルコア | マルチコア |
|---|---|---|
| Geekbench 6 | 2,126 | 8,288 |
| Cinebench 2024 | 95 | 397 |
| PassMark CPU | 3,273 | 13,950 |
※スコアは nanoreview.net / PassMark Software 公開の平均値を参照(2026年4月時点)
競合CPUとのスコア比較(Ryzen 5 7430U)
ドスパラの同じ14インチラインで販売されているTHIRDWAVE F-14BR5シリーズにはAMD Ryzen 5 7430Uが搭載されています。同価格帯のライバルCPUとの比較を見てみましょう。
| ベンチマーク | Core i5-1335U (本機) |
Ryzen 5 7430U (F-14BR5搭載) |
|---|---|---|
| Geekbench 6 シングル | 2,126 | 1,865 |
| Geekbench 6 マルチ | 8,288 | 6,558 |
| Cinebench 2024 シングル | 95 | 81 |
| Cinebench 2024 マルチ | 397 | 443 |
| PassMark マルチ | 13,950 | 15,671 |
※青背景 = そのベンチマークで優勢なCPU。スコアは nanoreview.net / PassMark Software より
Geekbench 6 スコア比較グラフ
シングルコア
マルチコア
このスコアで実際に何ができるのか
Geekbench 6のシングルコア2,126というスコアは、WordやExcelの操作、Webブラウジング、メールといった日常作業ではまったく不満を感じないレベルです。Chromeでタブを20枚以上開いても、16GBメモリとの組み合わせでサクサク動きます。
Ryzen 5 7430Uとの比較では、シングルコア性能でCore i5-1335Uが約14%リードしています。シングルコア性能はアプリの起動速度やOffice操作のキビキビ感に直結するので、事務作業メインなら体感速度で差を感じるポイントです。
一方、Cinebench 2024のマルチスコアやPassMarkマルチではRyzen 5 7430Uがやや優勢。これはZen 3アーキテクチャの6コアがマルチスレッド処理で効率的に動くためです。ただし、日常のオフィスワークでマルチスレッド性能の差を体感する場面はほぼありません。
NotebookCheckによると、Core i5-1335UはIntel Iris Xeグラフィックス(80EU)を内蔵しています。ドラクエXのような軽めのゲームなら「とても快適」に遊べますが、FF14クラスになると画質を落としても「普通」程度の評価です。本格ゲームにはGALLERIAシリーズのようなGPU搭載機が必要ですね。
結論として、オフィスワーク・Web閲覧・動画視聴・軽めの写真編集が中心なら、Core i5-1335Uの性能は十分すぎるほどです。動画編集やRAW現像をバリバリやりたい方は、上位CPUを搭載したモデルを検討しましょう。
ドスパラ内の競合モデルと徹底比較
ドスパラの公式ページでF-14RP5Tと一緒に表示される「この商品を見たお客様はこちらも見ています」のモデルと比較してみます。
| モデル名 | CPU | GPU | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| F-14RP5T(本機) | Core i5-1335U | Iris Xe | 127,980円 |
| F-14BR5(Ryzen) | Ryzen 5 7430U | Radeon | 104,980円〜 |
| F-14RP5(UHD版) | Core i5-1335U | Intel UHD | 114,980円〜 |
| GALLERIA RL7C-R45-5N | Core i7-13620H | RTX 4050 | 179,980円〜 |
| GALLERIA RL7C-R55-5 | Core i7-14650HX | RTX 5050 | 199,980円〜 |
F-14BR5(Ryzen 5 7430U)との比較
F-14BR5は104,980円〜と、本機より約2万円安く買えます。ただし内蔵GPUがRadeon RX Vega 7で、Iris Xe(80EU)に比べるとグラフィックス性能でやや劣ります。また前述の通り、シングルコア性能ではCore i5-1335Uが優勢です。
「とにかく安く済ませたい」ならF-14BR5、「Officeの操作感やレスポンスの良さを重視」ならF-14RP5Tという棲み分けになります。
GALLERIA RL7Cシリーズとの比較
GALLERIAシリーズはそもそもターゲットが違います。RTX 4050 / RTX 5050といった専用GPUを搭載しているので、ゲームや動画編集などグラフィックス処理が重い作業には圧倒的に強いです。
ただし価格は5〜7万円アップし、重量も増えます。ゲームも動画編集もしない、オフィスワークと持ち運びが最優先という方にはF-14RP5Tのコスパが光ります。
F-14RP5Tのメリットとデメリット
メリット(良い点)
✓ 約1.3kgの軽量ボディ:14インチでこの軽さは優秀。通勤・通学カバンに入れても負担が少ないです。
✓ 充実した接続端子:USB-A×2、USB-C(PD/DP対応)、HDMI、有線LAN、microSDと、アダプター不要で色々つながります。最大3画面のマルチディスプレイにも対応。
✓ Wi-Fi 6E対応:6GHz帯が使えるので、対応ルーターとの組み合わせで混雑に強い高速通信が可能です。
✓ シンプルなデザイン:天板にロゴがなく、ビジネスシーンでも浮かない落ち着いたメタリックシルバー。
✓ カスタマイズ性:メモリは最大32GB、SSDは最大1TBまで注文時にアップグレード可能。用途に合わせて構成を選べます。
✓ 翌日出荷の即納体制:ドスパラの強みである高速出荷。注文確定後、最短翌日に出荷されます。
デメリット(気になる点)
✗ ディスプレイの視野角が狭い:複数のレビューサイトが指摘しているポイント。TNパネルに近い狭視野角で、少し角度がずれると色が変わって見えます。sRGBカバー率も約58%と色域は広くありません。
✗ バッテリー駆動時間が短め:JEITA 3.0で動画再生3.5時間は心もとないです。1日中持ち歩くなら、PD対応のモバイルバッテリーか充電器の携帯がほぼ必須。
✗ キーボードバックライトなし:暗い場所でのタイピングはやや不便。Fnキーの印字が見えにくいとの声もあります。
✗ WEBカメラがHD(720p):フルHDではないので、オンライン会議で映りにこだわる方には物足りないかもしれません。
ユーザーの口コミ・評判を多角的に分析
THIRDWAVE F-14RP5T(およびベースモデルのF-14RP5)について、ドスパラ公式レビュー、価格.com、各種レビューサイト、SNSなどから実際のユーザーの声を収集・整理しました。
ドスパラ公式サイトのレビュー
公式サイトではレビュー評価★5.0(1件)と高評価です。購入者は「メールや資料作成などのオフィスワークで使用」しており、性能満足度は5点満点。コメントの要旨を紹介します。
「メールや資料作成などのオフィスワークで使用。上記の使用目的には十分のスペック。シンプルなデザインとUSBが3口など機能性が◎。大手メーカーの同等機種と比べてもコスパ抜群。以前購入した御社製PCの性能や耐久性などに満足なため(購入の決め手)」
── ドスパラ公式 購入確認済レビュー(2025年12月)
一方で、使用感は4点にとどめており、「ディスプレイの画質がやや粗く不満」と正直に指摘しています。これは先述のsRGBカバー率の低さと視野角の狭さが要因でしょう。
価格.comのレビュー
価格.comではF-14RP5シリーズの満足度レビューが5.00(2人)と、こちらも高い満足度です。クチコミは0件ですが、レビュー投稿者はいずれも高く評価しています。
各レビューサイト・SNSの評価傾向
複数のPCレビューサイトやSNSでの評判を総合すると、以下のような傾向が浮かび上がります。
好評ポイント
● コスパの高さ(同構成の大手メーカー品より数万円安い)
● 約1.3kgの軽さと14インチの画面サイズのバランス
● 必要十分なポート類(有線LANも含む)
● タッチパッドの滑りの良さ・静音キーボード
● PD充電対応で、小型充電器でも使える
不満ポイント
● ディスプレイの視野角が狭く、色域も広くない
● バッテリー持ちが短い(外出先では充電器必携)
● キーボードバックライトがない
● カーソルキーがやや窮屈
THIRDWAVEブランド全体の傾向としても、SNS上では「コスパ面に関してはほとんどの口コミで言及されており圧倒的に高評価」「他メーカーと比較しても同じ構成にするとTHIRDWAVEの方が安くなる」といった声が多数あります。また、サポートに関する悪い評判がほぼ見当たらないのも特筆すべき点です。
あるレビュアーは「そつなく何でもこなすミニマルノートPC」と総評しており、この表現がF-14RP5Tの性格を端的に表しています。「とにかくシンプルに、必要十分な性能で、持ち運びやすく、お手頃に」という方にフィットする1台です。
ディスプレイに関しては、あるレビューサイトが「視野角が狭いのはデメリットだが、外で使う分にはのぞき見防止になるのでメリットにもなる」と前向きに評価しているのが面白いところ。確かに、カフェや新幹線で作業するビジネスパーソンには思わぬ恩恵かもしれません。
なお、ドスパラの特徴や評判についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。購入前にメーカーの全体像を把握しておきたい方はぜひ参考にしてください。
F-14RP5Tをおすすめできる人・できない人
こんな人におすすめ
▷ Office作業やWeb閲覧がメインで、軽くて持ち運びやすいPCがほしい方
▷ 大手メーカーPCは価格が高い…とコスパ重視で選びたい方
▷ テレワーク・出張用のサブ機として十分な性能がほしい方
▷ 有線LANや豊富なUSBポートなど、接続端子の充実度を重視する方
▷ 急ぎでPCが必要で、翌日出荷のスピード感がありがたい方
こんな人には向かないかも
▷ ディスプレイの色再現性・視野角にこだわるクリエイター
▷ バッテリー持ちが最優先の方(8時間以上の駆動が必要なケース)
▷ PCゲームやGPUを使った動画編集をしたい方(→ GALLERIAシリーズ推奨)
▷ 暗い場所でキーボードを打つことが多い方(バックライト非搭載)
まとめ:F-14RP5Tは「ちょうどいい」を詰め込んだ実用派ノートPC
THIRDWAVE F-14RP5Tは、Core i5-1335U + 16GBメモリ + 500GB SSDという現在のスタンダード構成を、約1.3kgの軽量14インチボディに詰め込んだモデルです。
ベンチマークデータが示す通り、Office作業やWebブラウジングでは全く不満のないパフォーマンスを発揮します。シングルコア性能では競合のRyzen 5 7430Uを約14%上回り、日常操作のキビキビ感は上々です。
最大のウィークポイントはディスプレイの視野角とバッテリー駆動時間ですが、これらは127,980円という価格を考えれば十分許容範囲。大手メーカーの同スペック機が15〜18万円台であることを考えると、コストパフォーマンスは際立っています。
36回分割なら月々3,600円・手数料無料で購入できるのも、ドスパラならではの強み。「良い意味でフツーに使えるPCが、お手頃価格で、すぐに届く」——そんなニーズにドンピシャの1台です。
※価格・スペックは2026年4月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
