ノートパソコンと言えば、ネットサーフィンや動画の視聴はもちろん、近年ではテレワークや大学のレポート作成など幅広い用途で利用されています。さまざまな分野で便利に活用できる反面、パソコンの種類自体も多種多様になってきているため、一般のユーザーからするとどのパソコンを選べばいいのか悩んでしまう場面も少なくないと思います。
そこで今回は、初心者の方向けにノートパソコンの選び方について解説していきます。
用途を決める
パソコンは用途によって求められる性能が大きく変わってくるので、最適なパソコン選びのために、まずは自分がノートパソコンを何に使いたいのかきちんと整理しておきましょう。
例えば、メールのやり取りやたまに動画を見る程度しか使わないのであれば何十万円もするパソコンは必要ありませんし、逆に最新ゲームをプレイしたいのにスペック不足のパソコンを選んでしまうと、ゲーム画面がカクカクでまともに動かないといったこともありえますから、用途の選定はパソコン選びにおいて最も重要なポイントと言えます。
予算を決める
用途が決まったら、次はお財布と相談して予算を決めましょう。いくら性能が高いパソコンでも当然出せるお金には限度がありますから、予算内で自分のスタイルに合ったパソコンを探していくことになります。
とはいえ、何に使うかによって大体の価格帯が決まってくる部分もあるので、用途別におおまかな価格の基準をご紹介します。
【3~5万円】価格を抑えたい人向けのエントリークラス
新品のノートパソコンで一番安い製品を探すと3万円台から購入できるものがあります。この辺りの価格の製品は極力無駄なコストを排除して機能を絞った機種になります。
安いからと言って全く使えないということはなく、先ほど挙げたようなメールのやり取りやWebサイトの閲覧などが主な用途であれば十分に可能なので、性能を求めない場合はこのくらいの価格でパソコンを購入することもできます。
とはいえ、基本的には最低限のスペックなのでOfficeソフトの利用や動画視聴、ビデオ通話などになると不便さを感じる場面も出てくるかと思います。
【5~10万円】普段使いには十分のミドルクラス
一番安い製品から少し価格を上げて、5万円を超えるものになると価格と性能のバランスが取れたラインナップとなります。テレワークなどでのビジネス用途やZoomなどのビデオ通話、YouTubeでの高画質な動画視聴など日常的な利用範囲であれば十分にこなせる性能を備えているので、幅広いユーザーにおすすめできる価格帯です。
ゲームに関してはグラフィックを重視しない簡易なものであればプレイ可能ですが、最新のFPSやアクションゲームなど処理の重い作品は満足にプレイできない場合もあります。
【10~15万円】様々な用途で快適動作のハイスペックモデル
10万円を超えてくると、複数のソフトの起動や簡単な動画編集などある程度の性能が必要とされる作業もこなせる価格帯のノートパソコンとなります。先ほど挙げたテレワークやネットサーフィンなどを行う場合も、エントリークラスの製品と比べて動作が速く快適に使用することができます。こうした一般ユーザーにも十分な恩恵があるため予算に余裕がある場合はこちらの価格帯がおすすめです。
軽く動画編集をやってみたいという方やある程度はゲームもプレイしたいという方もこちらの価格帯が最適。
【15万円~】クリエイターやゲーマー向けのハイエンドモデル
本格的な動画編集をしたいという方や最新のゲームを快適にプレイしたいという方は20万円前後のノートパソコンがおすすめ。また、NECや富士通などのメーカー品で重さが1kgを切るような超軽量PCなどもこちらの価格帯に入ってきます。
逆に言うと、何かしらのこだわりがある方のための製品とも言えるため、特定の用途に向けたヘビーユーザー向けの製品ということになります。グラフィックボードを搭載したゲーミングノートPCもこのあたりの価格帯となります。
性能を確認する
大体の予算が決まったら、いよいよ個別の製品選びに入るわけですが、その際にパソコンのスペックを確認しておきましょう。とはいえ、初心者の方にパーツの型番がどうとかそこまで把握するのは難しいですから、大まかな部分は先ほど挙げた価格帯で判断しても問題ありません。
そのうえで、最低限の見るべきポイントとして、CPUとメモリ、ストレージの種類を把握しておきましょう。
CPUはここをチェック!
CPUはの種類は大きく分けて3つで、価格の安い廉価グレードの「Celeron」と、マルチコアCPUの「Core」、「Ryzen」があります。それぞれ「Core i3~i9」、「Ryzen3~9」までグレードが分かれていて数字が大きくなるほど高価で高性能となっているなどいろいろあるのですが、ひとまず押さえておいてほしいのは基本的に「Core」か「Ryzen」搭載の製品を選ぶということです。
Celeronは安価ですがその分性能が低いため、予算の関係でとにかく安いパソコンを購入したい!という場合以外は積極的に選ぶ理由がないので避けておくのが無難です。
CPUについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
メモリはここをチェック!
メモリに関しては用途によって必要な容量が変わってきます。
大まかな目安としては、ビジネスや普段使いであれば4GB以上、快適性重視でパソコンの動作にストレスを感じたくないという場合は8GB以上、ゲームや動画編集など高い性能が必要な用途の場合は16GB以上をおすすめします。
メモリについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
ストレージはここをチェック!
次に、データを保存するストレージの種類ですが、こちらはHDDとSSDの2つがあります。SSDの方が新しい規格でパソコンの動作が速くなるため、こちらも予算の問題がなければSSDを選んでおきましょう。
ストレージの容量は、通常の用途であれば500GB以上、ゲーミングやクリエイター向けであれば1TB以上を選んでおくと良いと思います。
ストレージについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
CPUは安さ重視の場合は「Celeron」それ以外は「Core」か「Ryzen」を選ぶ
メモリは安さ重視なら4GB、快適性・コスパ重視なら8GB、性能重視なら16GB以上
ストレージはHDDとSSDの2種類があり、SSDの方が動作が速い
【コアユーザー向け】グラフィックボードの選び方は?
グラフィックボード搭載のパソコンが欲しいという方は基本的にはゲームや映像関連のクリエイティブ用途が多いと思います。必要な性能についてはこれという正解がないため難しい部分ではあるのですが、手っ取り早く決めたいという場合は各メーカーのゲーミングPCに分類されている製品を購入してください。
ゲーミングPCであればすべてグラフィックボードが搭載されているため一番安いものでも画質設定を下げれば大抵のゲームはプレイできますし、動画編集なども可能です。CPUやグラフィックボードの性能を上げるとより快適にゲームや編集ソフトなどを使うことができますが、その分価格も上がっていくため自分の予算と相談しながらどのパソコンを購入するか決めていきましょう。
グラフィックボードについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
複数のメーカーで比較する
同じ価格の製品でもメーカーによって性能やデザインが異なりますから、いくつかのメーカーで比較してみましょう。購入後のサポートや保証などもお店によって違いがあるためそのあたりを基準に選ぶのも良いと思います。
ノートパソコン特有の要素として、持ち運ぶ場合は本体の重量が軽い方がいいですし、近年はタブレットとしても使える2in1と呼ばれるタイプのパソコンも増えてきているので、頻繁に外に持ち出して使うという方はその辺の携帯性なども見ておきましょう。
コストパフォーマンスの高いパソコンが欲しい方へ
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