『ドールズフロントライン2:エクシリウム(ドルフロ2)』は、前作から10年後の世界を舞台に、美しく描かれた戦術人形たちを率いて戦うポストアポカリプス戦略RPGです。
スマートフォン版とPC版(Steam)で展開されていますが、「PCの大画面で、戦術人形たちの微細な表情や銃器のディテールを最高画質で堪能したい」という指揮官も多いはずです。特に本作はPBR(物理ベースレンダリング)技術を用いた3Dグラフィックのクオリティが非常に高く、快適に遊ぶためには適切なPC選びが重要になります。
この記事では、最新情報をもとに、ドルフロ2を快適に遊ぶための推奨スペックと、今買うべきおすすめのゲーミングPCを解説します。
【高コスパのおすすめPCリスト】
・ドスパラ
| GPU | 製品名 | 価格 |
|---|---|---|
| RTX 3050 | GALLERIA XGR7M-R35-GD Ryzen 7 5700X搭載 | ¥189,980 |
| RTX 5060 | GALLERIA XGR5M-R56-GD Ryzen 5 7500F搭載 | ¥224,980 |
| RTX 5070 | GALLERIA XPC7A-R57-GD | ¥319,980 |
| RTX 5080 | GALLERIA XDR7A-R58-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 | ¥539,980 |
・OZgaming
| GPU | 製品名 | 価格 |
|---|---|---|
| RTX 5050 | 【Z1 コスパモデル】Ryzen5 5500・RTX5050 | ¥139,800 |
| RTX 5060 | 【Z1 コスパモデル】Ryzen7 5700x・RTX5060 | ¥187,800 |
| RTX 5070 | 【P40 Prism】Ryzen7 7800x3D・RTX5070 | ¥364,800 |
| RTX 5080 | 【4000D 性能重視モデル】Ryzen7 9800x3D・RTX5080 | ¥514,800 |
ドールズフロントライン2:エクシリウムの必要・推奨スペックを解説

まずは、公式が発表している動作環境を確認し、実際にどの程度のスペックが必要なのかを深掘りします。
Steam版公式の必要動作環境・推奨動作環境
Steamストアページで公開されているシステム要件は以下の通りです。
| 項目 | 最低(必要)動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 10 64-bit |
| CPU | Intel Core i5 (第8世代) または同等 |
| メモリ | 8 GB RAM |
| GPU | GeForce GTX 750 / Radeon HD 7790 |
| ストレージ | 40 GB 以上の空き容量 |
| DirectX | Version 11 |
公式の最低要件(GTX 750)は非常に低く設定されています。 これは、幅広いユーザーが遊べるように配慮された設定ですが、「起動して最低限遊べる」ラインであり、高画質設定で滑らかに動くことを保証するものではありません。
4K・最高画質でプレイするために必要な「真の推奨スペック」
公式スペックは控えめですが、ドルフロ2の魅力である「リアルな質感」や「4K解像度でのプレイ」を余すことなく楽しむには、より高いスペックが必要です。
特に、最高画質設定かつ60fps以上を安定して維持したい場合、以下の「真の推奨スペック」を目安にすることをおすすめします。
- CPU: Intel Core i5-13400 / Ryzen 5 7600 以上
- メモリ: 16GB 以上(32GBあれば配信やブラウザ多重起動も安心)
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5050 / RTX 5060 以上
- ストレージ: NVMe SSD(ロード時間短縮のため必須)
グラボなし(内蔵GPU)の普通のノートPCでも遊べる?
結論から言うと、「グラボなしのPCでのプレイはおすすめしません」。
公式の最低要件である「GTX 750」は古いグラフィックボードですが、一般的なビジネス用ノートPCの内蔵GPU(Intel UHD Graphicsなど)よりは高性能です。最新の高性能な内蔵GPU(Intel Arc GraphicsやRyzen APU)であれば画質を「低」に落として動く可能性はありますが、カクつきや発熱、強制終了のリスクが高くなります。
快適なゲームプレイと、戦術人形たちの美しい3Dモデルを楽しむためには、必ず「グラフィックボード」を搭載したゲーミングPCを選びましょう。
ドールズフロントライン2:エクシリウムにおすすめのゲーミングPC 4選
ここからは、具体的なおすすめゲーミングPCをご紹介します。今回は、ドールズフロントライン2:エクシリウムの推奨スペックをクリアしつつ、目的や予算に合わせて選べる4つのモデルを厳選しました。
【コスパ重視モデル】推奨スペックをクリアしつつ価格を抑えたPC

- CPU: AMD Ryzen 5 5500
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5050 8GB
- メモリ: 16GB DDR4
- ストレージ: 500GB NVMe SSD
公式の推奨スペックを十分に満たしながら、価格を抑えた非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。 フルHD環境で本作を快適にプレイするのに十分な性能を持っています。初めてゲーミングPCを購入する方や、予算を抑えたい方に最適です。
【バランスモデル】高画質・高フレームレートで快適に遊べるPC

- CPU: AMD Ryzen7 5700X
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB
- メモリ: 32GB DDR4
- ストレージ: 1TB NVMe Gen4 SSD
より高画質、高フレームレートで安定したプレイを求める方におすすめなのが、このバランスモデルです。 上位グレードのCPUとミドルクラスGPU、32GBメモリを搭載しており、本作を高設定で快適に楽しめるだけでなく、他の多くのPCゲームもそつなくこなせる万能な一台です。
【ハイスペックモデル】最高設定でのプレイや配信も視野に入れた最強PC

- CPU: Intel Core Ultra 7 265KF
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB
- メモリ: 32GB DDR5
- ストレージ: 1TB NVMe Gen4 SSD
本作を最高設定でプレイするのはもちろん、ゲーム配信や動画編集なども快適に行いたいヘビーユーザー向けのハイスペックモデルです。 パワフルなCPUとGPU、大容量32GBメモリを搭載し、あらゆる作業をストレスなくこなせます。 将来登場するであろう重いゲームにも対応できる、長く使える一台です。
【ノートPCモデル】快適なスペックと機能性を両立したゲーミングノートPC

- CPU: Intel Core i7-13650HX
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB
- メモリ: 16GB DDR5
- ストレージ: 512GB NVMe Gen4 SSD
場所を選ばずに楽しみたいなら、このゲーミングノートPCがおすすめです。 デスクトップのバランスモデルに匹敵する性能を持ちながら、15.6インチのコンパクトな筐体に収まっています。 144Hz対応のディスプレイを搭載しており、滑らかな映像でプレイできるのも魅力です。
ドルフロ2を快適に楽しむためのゲーミングPCの選び方

現在、ドルフロ2のためにPCを新調するなら、どのパーツに注目すべきか解説します。
グラフィックボード(GPU)は「RTX 5050」以上が目安
グラフィックボードはゲーム性能の要です。ドルフロ2はスマホ版とのマルチプラットフォーム展開タイトルであるため、超ハイエンドなGPUが必須というわけではありません。しかし、PC版ならではの高解像度テクスチャやアンチエイリアス処理を最大限に活かすなら、最新世代のミドルレンジGPUが最適解です。
- RTX 5050 / 5060: 最新の定番ミドルレンジ。フルHD~WQHD環境で最高画質・高フレームレートを安定して出せます。コストパフォーマンスも優秀です。
- RTX 5070 / 5080: 4Kモニターでのプレイや、配信活動を行いたい場合の選択肢です。
「RTX 5060」以上を選んでおけば、ドルフロ2だけでなく、今後数年間の新作ゲームも快適に遊べるため、最もおすすめのラインです。
CPUとメモリはどれくらい重要?ロード時間を短縮するSSDについて
- CPU: GPUの性能を引き出すために重要です。「Core i5」または「Ryzen 5」の最新~1世代前モデルを選べば間違いありません。Core i7以上は、動画編集や配信をする人向けです。
- メモリ: 16GBが標準です。8GBではシステム全体が重くなる可能性があります。Discordを開きながら遊んだり、攻略サイトを見ながらプレイする場合は16GB必須、余裕があれば32GB推奨です。
- SSD(ストレージ): HDDは避け、必ずNVMe SSD搭載モデルを選んでください。 ドルフロ2はエリア移動や戦闘開始時のロード頻度があるため、SSDの速度が快適性に直結します。容量は、ゲーム本体(約40GB)に加え、アップデートや他ゲームの保存も考慮して1TBあると安心です。
デスクトップPCとゲーミングノートPCはどっちが良い?
デスクトップPCは、同価格帯ならノートPCより性能が高く、冷却性能も優秀で静音です。「自宅の決まった場所でじっくり遊びたい」ならデスクトップ一択です。
ゲーミングノートPCは、持ち運びができ、省スペースです。「ベッドで寝転がりながらコントローラーで遊びたい」「出張先や帰省先でもドルフロ2を日課にしたい」という人におすすめです。
PC版でドールズフロントライン2を遊ぶメリットとは

なぜスマホではなく、わざわざPC版を選ぶべきなのでしょうか?そのメリットを整理します。
スマホ版との違いは?大画面・高画質・操作性の向上
- 圧倒的なグラフィック体験:
スマホの小さな画面では潰れてしまいがちな、戦術人形の衣装のディテール、銃器のカスタムパーツ、戦闘エフェクトなどが、大画面モニターでは鮮明に見えます。特に「休憩室」での鑑賞モードはPC版の独壇場です。 - 発熱やバッテリーの心配なし:
高画質な3Dゲームはスマホへの負荷が高く、長時間プレイすると発熱で動作が重くなったり、バッテリーが劣化したりします。PC版なら時間を気にせず没頭できます。 - マウス・キーボードによる快適な操作:
シミュレーションRPGである本作は、マス目の移動やスキル選択など、マウス操作との相性が抜群です。ショートカットキーを活用すれば、サクサクと周回プレイが可能です。
スマホ版とのデータ連携(クロスプログレッション)について
ドルフロ2はクロスプログレッション(データ共有)に対応しています。
Sunborn ID(または連携アカウント)を使用することで、外出先ではスマホで手軽に、自宅ではPCでじっくりと、同じデータを使って遊ぶことができます。PC版を導入しても、スマホ版のデータが無駄になることはありません。
ドールズフロントライン2のPC版に関するよくある質問

動作が重い・カクつく場合の対処法は?
- グラフィック設定の見直し: 設定画面から「画質設定」を一段階下げてみてください。特に「影の品質」や「アンチエイリアス」を下げることで負荷が大幅に軽減されます。
- グラフィックドライバの更新: NVIDIA GeForce Experienceなどを使い、GPUのドライバを最新の状態にアップデートしてください。
- インストール先の確認: HDDにインストールしている場合、ロードによるカクつき(スタッター)が発生しやすくなります。必ずSSDにインストールしてください。
中古のゲーミングPCでも大丈夫?
中古PCは安価ですが、おすすめしません。
PCパーツ(特に電源やGPU)には寿命があり、前の持ち主がどのような使い方をしていたか不明だからです。また、数年前のハイエンドモデルよりも、最新のエントリーモデル(RTX 5050など)の方が、省電力かつ高性能であるケースが多いです。長く安心して遊ぶためにも、保証のある新品BTOパソコンをおすすめします。
まとめ:自分に合ったおすすめPCでドールズフロントライン2の世界へ飛び込もう

『ドールズフロントライン2:エクシリウム』は、PC版でプレイすることでその真価を発揮するゲームです。
- 失敗したくないなら: RTX 5060 搭載のデスクトップPC
- 画質にとことんこだわるなら: RTX 5070 / 5080 搭載のハイエンドPC
- 予算重視なら: RTX 5050 搭載のエントリーモデル
ご自身の予算とプレイスタイルに合わせて最適な一台を選び、高画質な大画面で戦術人形たちとの絆を深めてください!
