ゲーミングPCを選ぶとき、見た目の美しさと性能のバランスはとても大切ですよね。特に最近トレンドの「白いゲーミングPC」を探している方にとって、ツクモの「G-GEAR White Edition GL7J-E252B/R/CP1」は見逃せない一台です。
このモデルの最大の特徴は、なんといっても最新グラフィックス「RTX 5060 Ti」を搭載し、さらにパーツの白さにとことんこだわっている点。ガラスパネルや液晶付きクーラーなど、所有欲を満たすギミックも満載です。今回は、詳細スペックをもとに、その実力や評判の理由をフラットな視点で分かりやすく紐解いていきます。
「G-GEAR White Edition」GL7J-E252B/R/CP1の主な特徴と魅力
主要スペック一覧

| パーツ | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | Corei7-14700F |
| グラフィックス | GeForce RTX5060Ti/16GB版 |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| ストレージ | 1TB SSD(M.2 NVMe Gen4) |
G-GEARといえば武骨なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、このWhite Editionは一味違います。「イルミネーション」をテーマに掲げたこのモデルは、デスク周りを華やかに彩りたいユーザーにぴったりの構成になっています。
2種類のパネルが選べる洗練されたホワイトミニタワー筐体
まず目を引くのが、コンパクトで設置しやすいホワイトミニタワーケースです。面白いのは、フロントパネルが2種類同梱されていること。「クリアガラスタイプ」を選べば、内部のLEDファンがキラキラと輝く様子を楽しめますし、「ホワイトスチールタイプ」に変えれば、マットで落ち着いた大人の雰囲気に早変わりします。
気分や部屋のインテリアに合わせて、ドライバー不要で手軽に「顔」を変えられるのは、長く愛用する上で嬉しいポイントですね。
視覚的カスタマイズが可能な液晶モニター搭載水冷クーラー
PC内部を覗き込むと、CPUクーラーのヘッド部分に正方形の液晶モニターが付いていることに気づきます。これはただの飾りではありません。専用ソフト「G-GEAR Liquid View」を使えば、お気に入りの静止画や動画を表示させることが可能です。
自分の好きなキャラクターやロゴを表示させれば、世界に一つだけのオリジナルPCのような愛着が湧くはず。もちろん冷却性能も折り紙付きで、240mmラジエーターがCPUをしっかり冷やしてくれます。
信頼性の高いCrucial製メモリ・ストレージの標準採用
見た目だけでなく、中身の信頼性にも妥協がありません。PCの安定動作を左右するメモリとSSDには、定評のあるCrucial(マイクロン)製のパーツが採用されています。
具体的には、メモリに「Crucial Pro」、SSDに高速な「Crucial T500」を搭載。目に見えない部分ですが、こういったメジャーブランドの高品質パーツを標準で組み込んでいる点は、BTOパソコンとしての安心感を大きく高めています。
スペック詳細評価:最新グラフィックスと第14世代Core i7のバランス

ここでは、カタログスペックから読み取れるPCとしての基礎体力をチェックしていきましょう。
グラフィックス:次世代規格GDDR7を採用したRTX 5060 Ti (16GB)
注目のグラフィックボードには、最新のNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti White Editionが搭載されています。特筆すべきは、ビデオメモリ(VRAM)に次世代規格のGDDR7を採用している点です。
従来の規格よりもデータ転送速度が向上しており、VRAM容量も16GBとたっぷり。最近のゲームは高画質設定にするとVRAMを大量に消費する傾向がありますが、これなら安心して高設定を狙えそうです。
CPU:多コアでマルチタスクに強い Core i7-14700F
PCの頭脳となるCPUには、インテルの第14世代Core i7-14700Fを採用。高性能なPコアと省エネなEコアを組み合わせた計20コア・28スレッドという構成は、ゲームプレイはもちろん、裏で配信ソフトを動かしたり、ブラウザを大量に開いたりといった「ながら作業」でも力不足を感じさせません。
マザーボードと電源:MSI製B760MとCWT製ゴールド電源の安定性
土台となるマザーボードには、人気メーカーMSI製の「B760M GAMING PLUS WIFI」を採用。ホワイトモデルに合わせてシルバー系のヒートシンクを備えたモデルで、見た目の統一感もバッチリです。Wi-Fi 6やBluetoothにも標準対応しているので、無線環境でも快適に使えます。
電源ユニットには、CWT製の750W電源(80PLUS GOLD認証 GPS750S)を搭載。省エネ性能が高く、最新のグラボやCPUへ安定した電力を供給できる容量が確保されています。
ゲーミングパフォーマンスとクリエイティブ適性の予測

スペック表の数値から、実際の利用シーンでどのようなパフォーマンスが期待できるのかを予測してみましょう。
大容量16GB VRAMがもたらす高解像度ゲームへの対応力
GeForce RTX 5060 Tiの16GB VRAMは、WQHD(2560×1440)解像度でのゲーミングにおいて大きな武器になります。多くの最新タイトルで、テクスチャ品質を最高設定にしてもメモリ不足によるカクつきを心配する必要が減るでしょう。GDDR7の高速な転送速度も相まって、スムーズな描画が期待できます。
動画編集や配信におけるシステム全体の処理能力
Core i7-14700Fの多コア性能と32GBの大容量メモリ(DDR5-5600)の組み合わせは、動画編集ソフトでのプレビュー表示やエンコード作業を快適にします。特に、標準で32GBのメモリを積んでいるのはクリエイターにとって嬉しい仕様。ゲーム実況の配信や、高画質な動画の書き出し作業もストレスなくこなせるスペックです。
将来性を見据えたインターフェースと拡張性
マザーボードには2.5Gb対応の有線LANポートや、USB 3.2 Gen2などの高速インターフェースが備わっています。また、M.2スロットの空きやSATAポートもあるため、将来的にゲームが増えてストレージが足りなくなっても増設が可能です。長く使い続けられる拡張性が確保されているのは安心材料ですね。
コストパフォーマンスと競合モデルとの比較

| パーツ | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | Corei7-14700F |
| グラフィックス | GeForce RTX5060Ti/16GB版 |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| ストレージ | 1TB SSD(M.2 NVMe Gen4) |
最後に、価格と構成のバランスについて考えてみます。
最新パーツ構成に対する価格設定の妥当性
RTX 5060 Ti、Core i7-14700F、32GBメモリ、そして液晶付き水冷クーラーやこだわりのケース。これらを個別に買い揃えて自作しようとすると、かなりの金額と手間がかかります。
特に、ホワイトカラーで統一されたパーツは市場価格が高めになりがちです。それを踏まえると、メーカー製PCとして組み立て済みで保証も付き、配線もきれいにまとめられている本機の価格設定は、十分に納得感があると言えるでしょう。
GL7J-E252B/R/CP1はどのようなユーザーにおすすめか
このモデルは、以下のような方に特におすすめできます。
- 白いゲーミングPCが欲しいけれど、パーツ選びや組み立てに自信がない方
- 最新のRTX 50シリーズの性能をいち早く体験したい方
- ゲームだけでなく、配信や動画編集などクリエイティブな作業もしたい方
- PCデスク周りを自分好みの画像やライティングで演出したい方
「G-GEAR White Edition GL7J-E252B/R/CP1」は、見た目の良さと最新スペックの高い実用性を兼ね備えた、満足度の高い一台になりそうです。
