「8万円以下でまともに使えるノートPCってあるの?」——そんな疑問に対するドスパラの回答が、このTHIRDWAVE DX-R3Sです。第13世代Intel Core i3-1315Uを搭載し、15.6インチのフルHD非光沢ディスプレイ、500GB NVMe SSD、そして翌日出荷という即戦力スペック。2024年の発売以来、大学生からビジネスユーザーまで幅広い層に支持されています。ドスパラ公式サイトのレビュー評価は★4.75(8件)と高水準で、「普段使いなら十分すぎる」という声が目立ちます。
ただ、Core i3という名前だけで「性能が足りないのでは?」と不安に思う方も少なくないはず。この記事では、CPUベンチマークの数値から実際に何ができるのかを具体的に解説し、ドスパラ公式に寄せられたユーザーレビューやSNS上のリアルな口コミを徹底分析します。「8万円の価値があるのか?」その答えを、データと実際の声から導き出していきます。なお、ドスパラ(サードウェーブ)というメーカー自体の特徴や評判が気になる方は、あわせてチェックしてみてください。
THIRDWAVE DX-R3Sの基本スペックと特徴
THIRDWAVE DX-R3Sは、ドスパラ(サードウェーブ)が展開するスタンダードノートPCシリーズのエントリーモデルです。「過剰な性能は不要だけど、ストレスなく使いたい」というニーズにピンポイントで応える設計になっています。
まずは基本スペックを確認しましょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | Intel Core i3-1315U(6コア/8スレッド、最大4.5GHz) |
| グラフィック | インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵) |
| メモリ | 8GB(8GB×1)DDR4-3200 ※16GBモデルあり |
| ストレージ | 500GB NVMe M.2 SSD(1TBに変更可能) |
| ディスプレイ | 15.6インチ 非光沢 フルHD(1920×1080) 60Hz |
| 無線LAN | Wi-Fi 6(AX201) / Bluetooth 5.2 |
| 端子類 | USB 3.2 Type-A×3、USB 3.2 Type-C×1(映像出力・PD対応)、HDMI 1.4、有線LAN |
| バッテリー | 動画再生時 約5.4時間 / アイドル時 約11時間 |
| サイズ / 重量 | 358×228×18mm / 約1.85kg |
| 保証 / 価格 | 1年(最大5年に延長可)/ 79,980円(税込)〜 |
注目したいのはUSB Type-Cが映像出力とPD充電に対応している点。外部モニターに1本のケーブルで接続しながら充電もできるので、自宅ではデスクトップライクに使えます。また、有線LANポートも搭載しているため、安定した通信が必要な場面でも対応可能です。
WEBカメラには物理的なスライド式レンズカバーがついていて、オンライン会議の際のプライバシー保護もしっかり考慮されています。15.6インチの非光沢パネルなので、長時間作業でも目が疲れにくいのも嬉しいポイントです。
Core i3-1315Uのベンチマーク性能を徹底分析
「Core i3」と聞くと性能に不安を感じる方もいるかもしれませんが、第13世代のi3-1315Uは2つのPコア(高性能コア)と4つのEコア(高効率コア)を組み合わせた6コア8スレッド構成で、数世代前のCore i5〜i7クラスに匹敵する実力を持っています。
各ベンチマークのスコアを見てみましょう。データはcpu-monkey.com、Notebookcheck、PassMarkなど複数の海外ベンチマークサイトの公開値を参照しています。
主要ベンチマークスコア一覧
| ベンチマーク | Core i3-1315U (本機搭載) |
性能目安 |
|---|---|---|
| Cinebench R23 マルチ | 約5,700 | 6,000以上で高性能帯 |
| Cinebench R23 シングル | 約1,550 | 1,500以上で快適ライン |
| Geekbench 6 マルチ | 約6,050 | 基準値2,500(i7-12700) |
| Geekbench 6 シングル | 約1,990 | 日常用途は1,500以上で十分 |
| PassMark マルチ | 約11,200 | 10,000超えで標準以上 |
| Cinebench 2024 マルチ | 約246 | 新世代ベンチの参考値 |
競合CPUとの性能比較グラフ(Cinebench R23 マルチコア)
※数値が大きいほど高性能
このグラフを見ると、Core i3-1315Uは2世代前のCore i7-1165G7を約26%上回るマルチスコアを叩き出しています。「i3だから遅い」というのは完全に過去の話で、日常的なOffice作業やWebブラウジング、動画視聴であれば全くストレスを感じないレベルです。
シングルコア性能が約1,550とCinebench R23の快適ラインをクリアしているので、アプリの起動速度やレスポンスの良さは体感的にかなり快適です。複数タブを開いたブラウジングやWordでの長文作成、ExcelでのVLOOKUP程度の関数作業なら、引っかかりを感じることはまずないでしょう。
このスコアで具体的に何ができる?何が苦手?
| 用途 | 快適度 | 補足 |
|---|---|---|
| Webブラウジング(10〜15タブ) | ◎ | 16GBモデル推奨 |
| Office全般(Word/Excel/PowerPoint) | ◎ | 書類作成の中心用途に最適 |
| YouTube / Netflix 動画視聴 | ◎ | 4K再生も問題なし |
| Zoom / Teams(Web会議) | ○ | 同時に重い作業は避けたい |
| 写真編集(軽量なもの) | △ | RAW現像は待ち時間あり |
| 動画編集 | ✕ | FHD以上の編集は厳しい |
| 3Dゲーム(AAA級タイトル) | ✕ | 専用GPU非搭載のため |
要するに、「事務作業・ネット・動画の3本柱ならCore i3-1315Uは必要十分」というのが結論です。逆に、動画編集やゲーミングを視野に入れるなら、このモデルではなく専用GPU搭載のGALLERIAシリーズを検討すべきです。
ドスパラ内の他モデルとの比較
ドスパラの製品ラインナップには、用途も価格帯も大きく異なるモデルが並んでいます。THIRDWAVE DX-R3Sがどんなポジションにいるのか、同じページに掲載されているGALLERIA RL7C-R56-5Nと比較して見てみましょう。
| 比較項目 | THIRDWAVE DX-R3S (本機) |
GALLERIA RL7C-R56-5N |
|---|---|---|
| 価格 | 79,980円〜 | 219,980円〜 |
| CPU | Core i3-1315U 6コア/8スレッド | Core i7-14650HX 16コア/24スレッド |
| GPU | Intel UHD(内蔵) | GeForce RTX 5060 8GB |
| 主な用途 | 事務・Web・動画視聴 | ゲーミング・クリエイティブ |
| レビュー評価 | ★4.75(8件) | ★4.0(6件) |
価格差は約14万円。性能は当然GALLERIA RL7C-R56-5Nのほうが圧倒的に上ですが、「Office作業と動画視聴が中心」であればDX-R3Sで十分であり、その差額で外部モニターや周辺機器を揃えたほうが満足度が高いケースも多いです。
ゲームや動画編集をがっつりやりたいならGALLERIAシリーズ一択ですが、「普段使いの道具としてのPC」を求めているなら、DX-R3Sは非常に賢い選択と言えます。
ユーザーレビュー・口コミを徹底分析
ドスパラ公式サイトに投稿されたレビュー(8件、平均★4.75)と、SNS・レビューサイトに寄せられた声をまとめて分析しました。ここでは実際に購入したユーザーの生の声をもとに、満足点と不満点を整理していきます。
公式サイトの購入者レビューから
書類作成に関しては問題なくスムーズに作成できます。動画視聴に関してもストレスなく見れます。映画や音楽を楽しむ場合は、外付けのスピーカーを用意した方が良いかと思います。
— 2026年4月購入(Office・動画視聴用途)
子供の大学のレポート用に購入しました。余計なアプリがないのでサクサク動きます。
— 2026年3月購入(学生利用)
程々な性能で長く使えるようにCore i3の13世代を選びました。仕事のOfficeを使いながら動画閲覧ぐらいはサクサク動きます。
— 2025年12月購入(仕事用途)
これまでのIvyBridge搭載17インチノートPCがHDD搭載で起動に数分かかっていたのも本機で20秒に短縮。シングルコアのベンチマークスコアも2倍以上。
— 2025年8月購入(Windows10からの買い替え)
SNS・レビューサイトからの声
ドスパラ京都店の公式X(旧Twitter)では、「過剰な性能が必要ない用途にオススメ」「500GBのNVMe SSD搭載で高速な起動」と紹介されており、店舗スタッフからの評価も高いことがうかがえます。
PCレビューサイト「4DPocket」では、DX-R3Sを「日常用途の完成形に近い実用ノート」と評価。NPU搭載の最新AI PCには非対応ながら、USB端子の充実度や国内サポート、翌日出荷といった実用面の強みが指摘されています。
口コミから見える評価傾向まとめ
| 👍 好評が多い点 | 👎 気になる声 |
|---|---|
| ✅ Office・Web閲覧がサクサク ✅ 余計なプリインストールソフトがない ✅ 起動がとにかく速い(NVMe SSD) ✅ 価格と内容のバランスが良い ✅ デザインがシンプルで場所を選ばない ✅ 翌日出荷で届くのが早い | ⚠️ 内蔵スピーカーの音質はいまいち ⚠️ 8GBモデルだとメモリ不足を感じる場面も ⚠️ 重いゲームや動画編集は非対応 ⚠️ バッテリー持ちは5〜6時間で長くはない |
全体的に「この価格帯でこの快適さなら大満足」という声が圧倒的に多く、目的を明確に持って購入したユーザーの満足度が非常に高い印象です。一方で、8GBモデルについてはメモリ不足を指摘する声もあるため、予算に余裕があるなら16GBモデル(89,980円)を選ぶのが安心です。
DX-R3Sのメリット・デメリット
メリット
1 8万円以下で「使える」スペック。Core i3-1315Uは6コア8スレッドで日常タスクに過不足なく、NVMe SSDの恩恵で起動もアプリ切り替えも速いです。
2 端子が充実。USB Type-A×3、Type-C(映像出力・PD対応)×1、HDMI、有線LANと、実用的な端子がしっかり揃っています。安いモデルだとここが削られがちですが、DX-R3Sはこの点で妥協していません。
3 翌日出荷の即納体制。午前中の注文確定で翌日には出荷されるため、急ぎの買い替えや学校用PCの準備にも対応できます。
4 余計なソフトが少ない。大手メーカー製ノートにありがちな不要なプリインストールソフトが最小限で、初期状態から動作が軽いです。
デメリット・注意点
1 8GBメモリはやや心もとない。Windows 11がOS自体で5〜6GBほど消費するため、ブラウザ多窓+Office同時使用時にはメモリが逼迫します。可能なら16GBモデルを推奨します。
2 バッテリー持ちは標準的。動画再生で約5.4時間、アイドルで約11時間。外出先でヘビーに使う場合はACアダプターの持参が前提になります。
3 スピーカーの音質は割り切りが必要。レビューでも指摘がある通り、映画鑑賞や音楽をしっかり楽しみたい場合は外付けスピーカーやイヤホンの併用がおすすめです。
4 クリエイティブ用途やゲームには不向き。専用GPUは非搭載なので、動画編集や3Dゲームを楽しみたい方は上位モデル(GALLERIAシリーズなど)を検討しましょう。
こんな人におすすめ / おすすめしない
✅ おすすめな人
・大学のレポートやオンライン授業用PCを探している学生
・Office中心の事務作業がメインの社会人
・Windows 10サポート終了で買い替えを急いでいる方
・とにかくコスパ重視で「普通に使える」PCが欲しい方
・家族の共用PCとして1台置いておきたい方
❌ おすすめしない人
・PCゲームを快適にプレイしたい方
・動画編集や3DCG制作などクリエイティブ用途の方
・持ち運びメインで軽量モバイルPCを求めている方
・ローカルで生成AIを動かしたい方
まとめ:DX-R3Sは「ちょうどいい」を極めたノートPC
THIRDWAVE DX-R3Sは、最新のAI PC機能や高性能GPUとは無縁のモデルです。でも、それでいいんです。「メールして、Office使って、動画見て、たまにオンライン会議に出る」という日本のPCユーザーの大半が求める使い方に、過不足なく応えてくれる一台です。
Core i3-1315Uは2世代前のCore i7を超えるベンチマークスコアを持ち、500GB NVMe SSDで起動はわずか20秒前後。ユーザーレビューの平均★4.75という数字は、「期待通りに動いてくれるPCに出会えた」という安心感の表れだと思います。
購入を検討されている方へのアドバイスとしては、メモリは16GBモデル(89,980円)を選んでおくのが後悔しにくいです。+10,000円で得られる余裕は、数年後のWindows Updateやブラウザの肥大化を考えると十分に価値があります。
ドスパラのメーカーとしての評判や特徴も含めて検討したうえで、自分の用途に合っているなら、DX-R3Sは間違いなく「買って良かった」と思えるモデルです。翌日出荷対応なので、今すぐ必要な方もぜひチェックしてみてください。
