Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Gen 11 Aura Editionレビュー!ベンチマーク・口コミ・実力を徹底検証

 

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Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Gen 11 Aura Editionは、2026年のMWCで発表された14型プレミアムコンバーチブルPCです。最新のIntel Core Ultra 7 355(Panther Lake)プロセッサーに、圧倒的な発色の2.8K PureSight Pro OLEDディスプレイ、そして新たに追加された「キャンバスモード」まで——クリエイターからビジネスユーザーまで幅広い層が「これ一台で完結できるのでは?」と期待するモデルに仕上がっています。

ただ、税込389,840円という強気な価格設定もあり、「本当にその価値があるのか」は気になるところ。この記事では、搭載CPUのベンチマークデータから海外レビューサイトの評価、実際のユーザーの声まで多角的に掘り下げて、この1台の実力を徹底的に分析していきます。購入を検討中の方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

目次

スペックと基本情報まとめ

Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Gen 11 Aura Edition 製品画像

まずは主要スペックを一覧で確認しておきましょう。Yoga 9iシリーズのフラッグシップだけあって、ディスプレイやメモリ構成は妥協のない仕様です。

項目 スペック詳細
OSWindows 11 Home 64bit
CPUIntel Core Ultra 7 355(Panther Lake / 8コア8スレッド / 最大4.70GHz)
メモリ32GB LPDDR5X-7467MT/s(オンボード)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe Gen4)
ディスプレイ14型 2.8K(2880×1800)PureSight Pro OLED / 120Hz / HDR1000 / DCI-P3 100% / 光沢
GPUIntel Graphics 4 Xe3(内蔵グラフィックス)
NPUIntel NPU 5(50 TOPS)
バッテリー70Wh / Rapid Charge Express対応(15分で最大3時間分充電)
重量約1.29kg
サイズ約317.21×222.62×15.29mm
無線Wi-Fi 7 (802.11be) 2×2 / Bluetooth
カメラ500万画素 + IRカメラ
付属品Lenovo Yoga Pen Gen 2(コズミックブルー)
税込価格¥389,840

注目すべきは、NPU性能が50 TOPSに達している点。これはCopilot+ PCの要件を余裕でクリアしており、Windows 11のAI機能をフルに活用できます。メモリも32GBオンボードで、写真編集や軽めの動画編集なら不足を感じることはまずないでしょう。

Lenovoは「Yoga」ブランドで長年コンバーチブルPCを開発してきたメーカーです。Yogaシリーズの特徴や他モデルとの違いについては、Lenovoの特徴・評判まとめ記事で詳しく解説しているので、メーカー選びに迷っている方はあわせてチェックしてみてください。

Lenovo公式サイトで詳細を見る

Core Ultra 7 355のベンチマーク性能を分析

本機に搭載されているIntel Core Ultra 7 355は、Intelの最新「Panther Lake」世代のモバイル向けプロセッサーです。Intel 18Aプロセスで製造された8コア8スレッドのCPUで、前世代のLunar Lake(Core Ultra 258V)からマルチスレッド性能が大幅に向上しています。

以下は、nanoreview.netやcpu-monkey.comなど複数の海外ベンチマークサイトから収集したスコアの比較です。前世代との性能差を把握するのに役立ちます。

主要ベンチマークスコア比較

ベンチマーク Core Ultra 7 355
(本機搭載)
Core Ultra 7 258V
(前世代参考)
Cinebench 2024(シングル)113120
Cinebench 2024(マルチ)801約580
Geekbench 6(シングル)2,724約2,700
Geekbench 6(マルチ)11,252約10,000
PassMark CPU(シングル)3,993約4,000
PassMark CPU(マルチ)20,128約15,000

※ベンチマークスコアはnanoreview.net、cpubenchmark.net等のデータを参考にしたもので、環境により変動します。2026年4月時点の参考値です。

マルチコア性能の比較グラフ

マルチスレッド性能の差がわかりやすいよう、主要ベンチマークのスコアをグラフで比較してみました。

Cinebench 2024 マルチ

Core Ultra 7 355
801
Core Ultra 7 258V
580

Geekbench 6 マルチ

Core Ultra 7 355
11,252
Core Ultra 7 258V
10,000

PassMark CPU マルチ

Core Ultra 7 355
20,128
Core Ultra 7 258V
15,000

このスコアで実際に何ができるのか

数字だけだとピンとこないと思うので、具体的な作業に落とし込んで解説します。

Cinebench 2024マルチで約800というスコアは、LightroomでのRAW現像やPhotoshopのフィルター処理をストレスなくこなせるレベルです。前世代の258Vと比較すると、マルチスレッド性能で約38%の向上が見られます。複数アプリを同時に開いてマルチタスクする場面で、この差は体感できるはずです。

一方、シングルスレッド性能は前世代とほぼ横ばい。Webブラウジングやオフィスワークなど、シングルスレッド依存の作業ではそこまで劇的な速度差は感じないかもしれません。

なお、ディスクリートGPU非搭載のため、本格的な3Dレンダリングや重いゲームには不向きです。あくまで内蔵グラフィックスでの運用が前提で、軽めのゲーム(League of Legendsクラス)やFHD動画編集あたりが実用ラインの上限と考えてください。

ディスプレイ・デザイン・使い勝手の評価

2.8K PureSight Pro OLEDの実力

このモデルの最大の魅力と言っても過言ではないのがディスプレイです。14型2.8K(2880×1800)のPureSight Pro OLEDパネルは、HDRピーク輝度1,100ニット、SDR標準500ニット、DCI-P3カバー率100%、Delta E<1の色精度を実現。さらに、DisplayHDR True Black 1000認証に加え、TÜV Low Blue Light / Eyesafe / Flicker-Free の三重認証も取得しています。

海外レビューサイトLaptopMediaの計測では、キャリブレーション後の色精度はDelta E 1.1と、ほぼ完璧なレベルだったと報告されています。写真編集やグラフィックデザインで正確な色を求めるクリエイターにとっては非常に心強いスペックです。

Laptop Magのレビューでは、このディスプレイについて「まるで膝の上にLGのOLEDテレビがあるような感覚だ」と高く評価されていました。有機EL特有の完全な黒と鮮やかな発色は、一度体験すると他のディスプレイには戻れなくなる類のものです。

新登場のキャンバスモードとコンバーチブル設計

Gen 11で新たに追加されたのが5番目のモード「キャンバスモード」です。付属のYoga Pen Gen 2のケースがマグネットでA面(天板)に装着でき、フラットな面に置いたときにディスプレイにわずかな傾斜をつけてくれます。

The Vergeも発表時のハンズオンで、この傾斜が手書きメモやスケッチの際の使い勝手を大きく改善していると取り上げており、単なるマーケティング要素ではなく実用性のある機能だと評価しています。ラップトップ、スタンド、テント、タブレットに加えてキャンバスモードという5つのモードを使い分けられるのは、2-in-1デバイスとしての完成度の高さを感じさせます。

筐体はオールアルミニウム製のコズミックブルー仕上げ。CNC削り出しのトップカバーとコンフォートエッジデザインにより、約1.29kgという軽量さと高級感を両立しています。タブレットモードで手に持った際の丸みのあるエッジが快適な持ち心地を実現しているのも、このシリーズの大きな特徴です。

インターフェースの構成

ポート構成は以下の通りです。Thunderbolt 4が2基にHDMIも備えており、外部ディスプレイへの接続も問題ありません。USB Type-Aポートが残っているのも、周辺機器の互換性の面では安心材料です。

位置 ポート / 機能
左側面電源ボタン、Thunderbolt 4 ×1(USB PD/DP Alt Mode)、USB 10Gbps Type-A ×1(Always On対応)
右側面HDMI、Thunderbolt 4 ×1(USB PD/DP Alt Mode)、マイク/ヘッドホンコンボジャック

バッテリー駆動と充電性能

70Whのバッテリーを搭載し、前世代のGen 10(Lunar Lake搭載モデル)ではPCWorldの動画再生テストで約23.5時間という驚異的なスコアを記録していました。Gen 11ではPanther Lakeに移行しましたが、Intel 18Aプロセスの省電力設計と70Whバッテリーの組み合わせにより、引き続き高いバッテリー持ちが期待できます

特筆すべきはRapid Charge Express機能で、わずか15分の充電で最大約3時間分のバッテリーを回復できるとされています。外出前にサッと充電してカフェで作業——というスタイルとの相性が良さそうです。充電は65W USB Type-C経由で行えるため、汎用的なUSB PD充電器でも対応可能です。

ユーザーの口コミ・レビュー傾向を分析

Lenovoの製品の実機画像

Gen 11は発売間もないモデルのため口コミの蓄積はまだこれからですが、前世代Gen 10のレビューとGen 11の発表時ハンズオン記事から、ユーザーの評価傾向を整理しました。海外のレビューサイト、SNS、ユーザーフォーラム、YouTube等の声を総合的に分析しています。

高評価ポイント

◎ ディスプレイ品質が圧倒的:ほぼすべてのレビューで最高評価。Tom’s Guideは「AIのギミックを差し引いても、素晴らしいOLEDディスプレイと堅実な性能を備えた素晴らしいノートブック」と総評しています。

◎ ビルドクオリティ:Windows Centralは「Lenovoはこのフォームファクターを他の誰よりも理解している」と評価。アルミ筐体の質感と1.29kgの軽さの両立が好評です。

◎ バッテリー持ち:LaptopMediaはGen 10を「バッテリー駆動時間チャンピオン」と表現。Gen 11でもその流れは継続が期待されます。

◎ 音質:ヒンジ内蔵のローテーティングサウンドバーは、どのモードでもスピーカーが上向きになるよう設計されており、14型としてはかなり良い音質です。

気になる点・注意点

△ 価格:日本では¥389,840とかなり高額。Tom’s Guideは「MacBook Proが買える価格帯」と指摘しており、コストパフォーマンスの面では慎重な判断が必要です。

△ プリインストールソフト:Thurrott.comのレビューでは、McAfeeやLenovo Vantageの広告表示など、プリインストールソフトの煩わしさが厳しく批判されていました。ただしこれらは削除可能です。

△ 光沢ディスプレイの映り込み:LaptopMediaの計測では反射率123GUで、OLEDパネルとしては標準的ですが、屋外での使用にはやや不利です。

△ GPU性能:内蔵グラフィックスのみのため、動画編集の書き出しやゲーム性能は専用GPU搭載機には及びません。

ネット上の実際の声

海外メディアやSNS、ユーザーフォーラムに寄せられていた生の声をいくつかピックアップします。

「Yogaシリーズの中でも、キーボードの打鍵感がすごく好み。丸みのあるキーとソフトだけど反応のいいクリック感が独特の魅力」

— Root-Nation.com(Yoga Pro 9i Aura Editionレビュー)

「最初のYogaがとても気に入って、2台目も購入した」

— PC Tech Bits(Amazonユーザーレビュー引用)

「4K動画のカット編集もできたし、3D CADのShapr3Dもタブレットモードで快適に操作できた。スペック面では大いに満足」

— Gizmodo Japan(Gen 10ユーザー体験記事)

「会社にも持っていきやすく、これ一台でタブレットも兼ねられるのはやはり便利」

— Gizmodo Japan(Gen 10ユーザー体験記事)

「注文したのにアクセサリーが入っていなかった。サポートの対応にも不満」

— PC Tech Bits(Amazonユーザーレビュー引用)

全体的な傾向として、ディスプレイとビルドクオリティには文句なしの高評価が集中している一方、価格の高さと付属ソフトの煩わしさがマイナスポイントとして挙がっています。PC Tech Bitsがまとめた4件のレビューでは平均3.8つ星で、「満足している人はとても満足している」という二極化した傾向が見てとれます。

Aura Edition独自のAI機能と付加価値

「Aura Edition」はLenovoとIntelの長年にわたる共同開発から生まれたブランドで、ハードウェアとソフトウェアが緊密に統合されている点が特徴です。本機には以下のような独自機能が搭載されています。

Smart Modes:使用シーンに応じてPCの動作を自動調整する機能。プライバシーモードや集中モードなど、状況に合わせた最適化を行います。Lenovoフォーラムのユーザーの間でも「日常的にどこまで実用的かはまだ評価中」という声があり、今後のアップデートにも期待がかかります。

Smart Share:AI Virtual Smart Sensorにより、AndroidやiOSスマホの写真をPCに素早く転送できる機能。スマホをPCに近づけるだけで写真が転送されるという直感的な操作が好評です。

Smart Note:ロック画面から直接メモを作成したり、手書き文字をフォントに変換したり、OneNoteと同期できる組み込み機能。Audio Bookmark機能で音声を録音し、あとから再生することもできます。

加えて、Copilot+ PCとしてのWindows 11 AI機能(Windows Studio Effects、Copilotなど)にも完全対応。NPU 50 TOPSの処理能力が、これらのAI機能をローカルでスムーズに動作させます。クラウドに依存しないローカル処理なので、プライバシー面でも安心です。

さらに、購入者には2か月間のAdobe Creative Cloud Proメンバーシップが付属します。PhotoshopやIllustrator、Premiere Proなどが使えるため、本機のディスプレイ性能を最大限に活かしたクリエイティブ作業をすぐに始められます。

どんな人に向いている? 向いていない?

おすすめできる人

✔ 写真・イラスト制作をするクリエイター:DCI-P3 100%、Delta E<1のディスプレイは、色にこだわる作業に最適。ペン付属でスケッチもすぐ始められます。

✔ 出張・外出が多いビジネスパーソン:約1.29kgで一日中使えるバッテリー、Rapid Charge対応。5MP Webカメラとノイズキャンセルマイクでオンライン会議も快適です。

✔ タブレットとPC両方を一台にまとめたい人:5つのモード切替でノートPCとしてもタブレットとしても使い分けられ、荷物を減らせます。

おすすめしにくい人

✘ ゲーミング用途がメインの人:ディスクリートGPU非搭載のため、3Dゲームの快適なプレイは難しいです。

✘ コスパ重視の人:同等スペックの非コンバーチブルモデルなら10万円以上安い選択肢もあります。2-in-1にこだわらないなら再検討の余地あり。

✘ 重い動画書き出しや3Dレンダリングを頻繁に行う人:内蔵グラフィックスでは限界があります。RTX搭載のYoga Proシリーズなどを検討してください。

総合評価まとめ

Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Gen 11 Aura Edition 製品画像

Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Gen 11 Aura Editionは、14型コンバーチブルPCとしてはほぼ最高峰と言える完成度のモデルです。Windows Centralが「Lenovoはこのフォームファクターを誰よりも理解している」と評したのは、決して誇張ではないと感じます。

特にディスプレイの美しさは唯一無二で、PureSight Pro OLEDの発色と精度はクリエイティブワークの質を確実に引き上げてくれます。Intel Core Ultra 7 355への世代交代により、マルチタスク性能も前世代から着実に底上げされました。

一方、¥389,840という価格は、同価格帯にMacBook ProやSurface Proが並ぶことを考えると、やはり慎重に検討したいライン。「2-in-1 × 最高品質OLED × ペン入力 × AI機能」のすべてが必要な人にとっては非常に合理的な選択ですが、そうでない場合はオーバースペックに感じるかもしれません。

評価項目 評価
ディスプレイ品質★★★★★
ビルドクオリティ・デザイン★★★★★
CPU性能★★★★☆
GPU性能★★★☆☆
バッテリー持ち★★★★★
携帯性(重量・薄さ)★★★★★
コストパフォーマンス★★★☆☆

「持ち運べるクリエイティブスタジオ」としての完成度は間違いなくトップクラスです。ディスプレイの美しさに惹かれたなら、きっと後悔しない一台になるでしょう。気になった方は、まず公式サイトで最新の構成と在庫状況を確認してみてください。

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