DAIV KM-I7A7Xのスペックと評判は?RX 9070 XT搭載のクリエイターPCを徹底レビュー

 

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クリエイター向けPCの代名詞ともいえるマウスコンピューターの「DAIV」シリーズから、注目の最新モデル「DAIV KM-I7A7X」が登場しました! インテルの最新デスクトップ向けCPU「Core Ultra 7 プロセッサー 265」と、AMDの次世代グラフィックス「Radeon RX 9070 XT」を組み合わせた、まさに“新世代”を感じさせる一台です。

「新しいパーツが出たけど、実際の作業性能はどうなの?」「筐体の使い勝手は?」と気になっている方も多いはず。今回は、詳細なスペック情報をもとに、その実力やクリエイティブ作業における期待値を徹底的に分析していきます。購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

DAIV KM-I7A7Xの主な特徴と最新スペック情報

主要スペック一覧

パーツスペック
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265
グラフィックスAMD RADEON RX 9070 XT
メモリ32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
ストレージ2TB (NVMe Gen4×4)
保証期間3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート

インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265の処理性能とAI特化機能

まず心臓部には、デスクトップ向けの最新「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265(シリーズ2)」が搭載されています。これまでのCore iシリーズからブランド名も一新され、性能効率が大きく向上しています。

スペックを見ると、高性能なPコアが8つ、高効率なEコアが12つの計20コア20スレッド構成。Pコアの最大クロックは5.30GHzに達するため、Photoshopでの高解像度画像処理や、Premiere Proでのプレビュー再生といったシングルスレッド性能が求められるシーンでもキビキビとした動作が期待できます

さらに注目なのが、CPUに統合されたAI専用プロセッサー「NPU」の存在です。最近のクリエイティブアプリはAI機能(自動被写体選択やノイズ除去など)を多用しますが、これをNPUが処理することで、CPUやGPUの負荷を減らし、システム全体のレスポンスを維持できるのが大きなメリットです。

最新アーキテクチャ採用 AMD RADEON RX 9070 XTのグラフィックス能力

グラフィックスカードには、AMDの最新アーキテクチャ「RDNA 4」を採用した「Radeon RX 9070 XT」が搭載されています。ビデオメモリ(VRAM)はGDDR6で16GBと大容量を確保しており、4K動画の編集や3Dレンダリングでもメモリ不足に悩まされる心配は少なそうです。

この新世代GPUは、第2世代のAIアクセラレータを搭載しており、AI画像の生成などで高いパフォーマンスを発揮します。また、AMD独自のアップスケーリング技術も「FSR 4」へと進化。AIを活用したフレーム生成技術により、高負荷な3D作業時でも滑らかな描画をサポートしてくれます。NVIDIAのGeForceシリーズと比較しても、VRAM容量と価格のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

動画編集も快適な32GBメモリと2TB SSD(Gen4)の標準構成

クリエイターPCとして非常にバランスが良いのが、標準のメモリとストレージ構成です。メモリは最新のDDR5-5600規格を32GB(16GB×2)搭載しており、複数のアプリを同時に立ち上げて作業しても余裕があります。もし将来的に足りなくなっても、最大64GBまで拡張可能なスロット構成になっているのが嬉しいポイント。

ストレージには、高速な読み書きが可能なNVMe Gen4×4接続の2TB SSDを採用しています。2TBあれば、OSやアプリだけでなく、素材データやプロジェクトファイルを保存する作業領域としても当面は十分です。HDDを追加するなどのカスタマイズなしでも、購入直後からバリバリ使える仕様になっています。

作業効率を高める筐体デザインとインターフェース

デスク上の圧迫感を抑えたミニタワーケースと優れた冷却エアフロー

DAIV KMシリーズの魅力は、そのサイズ感にもあります。フルタワーに比べてコンパクトなミニタワーケース(幅約215mm×奥行き約465mm×高さ約380mm)を採用しており、デスクの上に置いても圧迫感が少なめです

「小さいと熱がこもるのでは?」という心配も無用です。本モデルは240mmラジエーターの水冷CPUクーラーを標準搭載。さらに、底面から外気を取り込み、背面と上部から熱を逃がす効率的なエアフロー設計になっています。長時間のレンダリング作業でも、安定したパフォーマンスを維持できる冷却構造がしっかり考えられています。

Thunderbolt 4搭載とアクセスしやすい上部インターフェースの利便性

クリエイターにとって「ポートの使いやすさ」は死活問題ですが、このモデルは非常によく考えられています。まず背面には、高速データ転送が可能な「Thunderbolt 4」端子を1つ搭載。大容量の動画素材を外付けSSDへ移動する際などに、その速さを実感できるでしょう

また、電源ボタンやUSB端子(Type-A×2、Type-C×1)が筐体の「上面」に配置されているのもポイント。デスクの下にPCを置いた場合でも、わざわざしゃがみ込むことなくUSBメモリやSDカードリーダーを接続できます。さらに、使わないときはスライド式のカバーで端子を隠せるため、ホコリの侵入を防げるという細やかな配慮もニクイですね。

GPUサポートバーや防塵フィルターなど長く使うための配慮

長く愛用するための工夫も随所に見られます。特に評価したいのが、重量級のグラフィックスカードを支える「GPUサポートバー」が標準装備されている点です。輸送中の振動や、長期間の使用による「自重での垂れ下がり・接触不良」を防いでくれるため、ハードウェアトラブルのリスクを減らせます

また、ホコリが溜まりやすいケース底面の吸気口には、取り外し可能な「防塵フィルター」を装備。簡単に引き出して水洗いできるため、メンテナンスが苦になりません。こうした「壊れにくさ」「手入れのしやすさ」への配慮は、国内生産のマウスコンピューターならではの安心感と言えます。

DAIV KM-I7A7Xはどんなクリエイターにおすすめ?

パーツスペック
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265
グラフィックスAMD RADEON RX 9070 XT
メモリ32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
ストレージ2TB (NVMe Gen4×4)
保証期間3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート

AI画像生成や高解像度動画編集におけるパフォーマンスの期待値

このモデルは、特に「AIを活用した制作フローを取り入れたい」「4K動画編集をスムーズに行いたい」という方に最適です。Core Ultra 7のNPUとRX 9070 XTのAIアクセラレータというダブルのAI処理能力は、生成AIや画質補正などの処理時間を短縮し、試行錯誤の回数を増やしてくれるはずです。VRAM 16GBの恩恵で、レイヤーを多用した高解像度イラスト制作や、VRChatなどの3Dコンテンツ制作でも快適な動作が見込めます

同価格帯の競合モデルと比較した際のコストパフォーマンス

搭載されているパーツのグレードを考えるとコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。同等のCPUとメモリ容量に加え、最新世代のハイエンドクラスGPUを搭載してこの価格に抑えられているモデルは、他社を見渡してもそう多くありません。

特に、Thunderbolt 4や水冷クーラー、Wi-Fi 6Eといった「あったら嬉しい機能」がオプションではなく標準で全部入りになっている点は、トータルの満足度を大きく引き上げています。

購入前に確認したいポイントと推奨カスタマイズ

基本構成で完成度の高いモデルですが、購入前にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。まず、Thunderbolt 4端子は背面にありますが、これはCPU内蔵グラフィックス経由での出力やデータ転送用です。モニターへの映像出力は、基本的にグラフィックスカード側のDisplayPortやHDMI端子を使うことになるので、配線時は注意しましょう

おすすめのカスタマイズとしては、もし4K・8K動画をガッツリ編集する予定なら、メモリを64GBに増設しておくとより安心です。また、大量の過去データを保存しておきたい場合は、3.5インチHDDをセカンドストレージとして追加するのも良いでしょう。自分の作業スタイルに合わせて、少しだけ手を加えてあげれば、長きにわたって頼れる相棒になってくれるはずです。

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