パソコンのSSDは512GBだと少ない?用途別に必要な容量をチェック!

 

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パソコンのSSDが512GBだと、容量って少ないのかな?

写真や動画を扱う人は、すぐに容量不足になるかも。

ストレージの空き容量が少ないと、新たなデータを保存できなかったりパソコンの動作が重くなることもあります。

そこで、今回はパソコンのSSDは512GBだと少ないのか?用途別に必要な容量について紹介します!

この記事で分かること!
  • 512GBで容量不足になる理由
  • 用途別のSSD必要容量の目安
  • 容量不足の解消方法

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目次

パソコンで512GBのSSDが少ないと感じる理由

パソコンのSSDの容量が512GBだと、物足りなく感じることがあります。

その理由は、主に以下の3つが挙げられるでしょう。

これらのデータが多いと、あっという間に512GBを消費してしまうのです。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

動画や画像データが多い

SSD 512GBの容量が足りないと感じる最大の理由は、大容量の動画や画像データの保存でしょう。

スマホで気軽に撮影できる時代、高画質の写真や動画のデータはあっという間に増えていきます。RAWデータなど1枚で数十MBの写真を大量に保存していると、あっという間にストレージを圧迫します。

また、動画についても4K解像度が主流になりつつある昨今。4K動画のデータ量は、以下のようなイメージです。

  • 4K 30fps 10分 ····· 約5GB
  • 4K 60fps 10分 ····· 約10GB

例えば、家族旅行の動画を4K 30fpsで1時間撮影すると、約30GBものデータ量に。動画投稿用などで毎日撮影していると、512GBではすぐに容量が一杯になってしまいます。

仮に動画や画像を外付けのストレージに保存しても、編集をする場合作業中のプロジェクトファイルは読み込み速度の早い内蔵SSDに置きたいもの。動画編集のプロジェクトは、それだけで数十GBの容量を食う場合もあります。

写真や動画を大量に扱うなら、1TB以上のSSDを検討しよう!

ゲームのインストールに容量を使う

SSDの容量が足りなくなる原因として、ゲームのインストールデータの増大も無視できません。

近年のPCゲームは、高精細なグラフィックスによるリアルな表現が当たり前になりつつあります。それに伴い、ゲームデータのサイズも増加の一途をたどっています。

人気ゲームタイトルのインストールサイズの例は、以下の通り。

  • Apex Legends ····· 約50GB
  • Cyberpunk 2077 ····· 約70GB
  • Call of Duty: Warzone ····· 約100GB

例えば、1本100GBの大作ゲームを2〜3本インストールしただけで、SSD 512GBの半分近い容量を使ってしまう計算に。アップデートデータを含めると、ゲーマーにとって512GBではかなり厳しいと言えるでしょう。

ゲームのセーブデータもバカにできません。オープンワールドのRPGなら、1つのセーブデータで数GBは珍しくありません。複数のゲームを並行してプレイする場合、セーブデータだけでも相当な容量を取られてしまいます。

PCゲームを快適にプレイするなら、1TB以上のSSDがおすすめ!

アプリケーションの数が多い

SSD 512GBでは容量が足りないと感じるもう1つの理由が、使用するアプリケーションの多さです。

仕事にプライベート、趣味に勉強と、PCで使うアプリは人それぞれ。でも、インストールするソフトが増えれば増えるほど、必要なストレージ容量も増えていくのです。

代表的なアプリケーションのインストールサイズは、以下の通りです。

  • Microsoft Office ····· 約5GB
  • Adobe Photoshop ····· 約4GB
  • Autodesk AutoCAD ····· 約7GB

例えば、Officeアプリに加えて、PhotoshopやIllustratorなどのクリエイティブ系ソフトを揃えると、10〜20GB近くの容量が必要に。AutoCADなどの3DCADソフトともなれば、さらに容量を取られます。

アプリ本体だけでなく、作成したデータも無視できません。動画や画像はもちろん、PDFの資料やプレゼンファイルなども、気づけばどんどん容量を圧迫していきます。

編集ソフトで大型のメディアデータを使うなら、2TB以上のSSDがおすすめ!

512GB SSDで足りる用途と足りない用途

では、SSD 512GBのパソコンは、どんな用途なら十分で、どんなシーンで不足を感じるのでしょうか。

用途別に、512GBで足りるケースと足りないケースを見てみましょう。

自分の使い方が、512GBのSSDに適しているかチェックしてみてください。

それでは、詳しく解説していきます。

【足りる】ウェブ閲覧や文書作成

SSD 512GBのパソコンでも、ウェブ閲覧やオフィスでの文書作成なら十分と言えます。

インターネットでの情報収集が中心の学生さんや、仕事でWord・Excelを使う人なら、512GBあれば特に不自由はないでしょう。OSとOfficeアプリで50〜100GB程度使用しても、まだ400GB近くは空きがあるので、かなりの量のデータを保存できます。

また、メールのやりとりやSNSの利用も、それほどストレージを圧迫しません。添付ファイルなどのデータ量が多くなければ、512GBで困ることはほとんどないはずです。

事務作業用のパソコンなら、SSD 512GBを選んでもよいでしょう。無理に大容量を選ぶよりも、CPUやメモリなど、処理速度に直結するパーツにコストをかけた方が賢明です。

ウェブ閲覧とオフィスワークなら、512GBで快適に使えるはず!

【足りる】軽めの写真加工

SSD 512GBのパソコンは、趣味レベルの写真加工にも対応可能です。

一眼レフなどで撮影した写真をRAW現像したり、Photoshopでちょっとした加工をする程度なら、512GBでもそれほど窮屈に感じることはないでしょう。

仮に、1枚あたり50MBのRAWデータを1万枚保存しても、必要な容量は500GB。さらに現像したJPEGデータを保存したとしても、512GBなら余裕を持って保存できます。作品をクラウドストレージにアップしておけば、より安心ですね。

ただし、何十万枚もの写真を内蔵SSDに置きたいとか、何百枚もの写真を使った本格的なフォトブックを作成したいなら、1TB以上のSSDを選ぶと良いでしょう。

プロ級のフォトグラファーを目指すなら別ですが、趣味の範囲内なら512GBでも問題ありません。Lightroomなどの現像ソフトの動作も、比較的軽快に行えるはずですよ。

趣味の写真加工なら、SSD 512GBでも十分楽しめる!

【足りない】4K動画の編集

一方、スマホや一眼レフカメラ、ドローンなどで撮影した4K動画を編集するなら、SSD 512GBでは容量が足りないと感じるでしょう。

4K動画は、前述の通り1時間で数十GBものデータ量になります。それを数時間分も溜め込んでいると、あっという間にSSDの空き容量が逼迫してしまいます。

加えて、動画編集ソフトで作成するプロジェクトファイルのサイズも無視できません。複数のシーンを組み合わせたり、エフェクトをかけたりすると、元データよりも容量が膨れ上がることも珍しくありません。

動画編集のプロジェクトは、SSDでないと作業効率が落ちるのが悩みどころ。かと言って、プロジェクトごとに外付けSSDを用意するのもコスト的に厳しいですよね。

4Kクラスの高画質動画を大量に扱うなら、最低でも1TBのSSDが必要と言えるでしょう。2TB以上の大容量を選べば、高画質動画をストレスなく編集できるはずです。

4K動画を快適に編集するなら、2TB以上のSSDがおすすめ!

【足りない】大容量ゲームのプレイ

パソコンでゲームを遊ぶなら、SSD 512GBでは物足りなく感じるでしょう。

特に、複数の大作ゲームを同時に楽しみたい人には、512GBの容量は心もとないと言えます。最新のゲームは、1本で数十GBのストレージを専有するのが当たり前。数本インストールしただけで、SSDの空きが一気になくなってしまいます。

ゲームデータは、読み込み速度が命。グラフィックの綺麗さや、ロード時間の短さを求めるなら、インストール先はSSDじゃないと我慢できないはず。かと言って、ゲームを入れるたびに別のSSDを用意するのは現実的ではありません。

ゲーマーなら、最低でも1TB、できれば2TB以上のSSDを選ぶのがおすすめ。2TBあれば、数十本の大作ゲームを同時にインストールしても、まだ余裕があるでしょう。

新作ゲームを次々と遊びたい人なら、大は小を兼ねると思って、最初から4TB以上の大容量SSDを選ぶのも手です。ゲームライブラリを気にせず遊べる喜びは、格別ですよ。

ガッツリゲームを楽しむなら、大容量のSSDがおすすめ!

512GB SSDのパソコンの容量不足を解消する方法3選

SSD 512GBのパソコンを使っていて、ストレージの容量不足に悩んでいる人もいるかもしれません。

ここでは、512GB SSDでも容量不足を解消できる方法を3つご紹介します。

自分に合った方法を試して、容量の悩みを解決してみてください。

それでは、詳しく見ていきましょう。

外付けHDD・SSDを使う

SSD 512GBで容量不足を感じたら、手軽な解消法が外付けHDDの活用です。

大容量のデータは外付けHDDに保存して、SSDの空き容量を確保するわけですね。特に、アクセス頻度が低い昔のデータなどをHDDに移動させるのがおすすめです。

外付けHDDの選び方のポイントは以下の通り。

  • 容量は最低でも1TB以上
  • 回転数の高い(5400~7200rpm)HDDを選ぶ
  • USB 3.0以上の高速インターフェース対応

例えば、動画や画像の保管用なら、4〜8TBクラスの大容量HDDがおすすめ。この容量なら、かなりの量のデータを保存できるうえ、1TB当たりの単価もお手頃です。

最近は、テレビにつないで再生できるHDDメディアプレーヤーもあります。動画コレクションの視聴環境と合わせて、HDDを選ぶと良いですね。

また、価格は高くなりますがUSB接続で使用できる外付けのSSDもありますので、こちらも合わせて検討されるとよいでしょう。

大容量データは外付けHDDに保存して、賢くSSDを使い分けよう!

クラウドストレージを活用する

もう1つのSSD容量不足解消法が、クラウドストレージの利用です。

クラウド上に保存スペースを借りることで、SSDからデータを移動できます。しかも、複数のパソコンやスマホから、どこでもデータにアクセス可能。データ保護の面でもメリットが大きいでしょう。

クラウドストレージサービスを使う際は、次の点をチェック。

  • 料金プランと無料容量
  • 同期フォルダ機能の使いやすさ
  • 写真や動画の管理機能の充実度

例えば、Googleドライブなら無料で15GBも使えます。Microsoft365に加入していれば、さらに1TBのOneDriveも使い放題。うまく活用すれば、SSDの空き容量も一気に増やせるでしょう。

ファイルの自動バックアップ機能付きのサービスなら、同期フォルダに入れたファイルが自動的にクラウドにアップロードされるので便利です。うっかりPCが壊れても、クラウド上にデータが残っているので安心ですね。

クラウドに保存して、どこでもデータにアクセスできる環境を作ろう!

SSDを増設する

SSDの容量不足を根本的に解消したいなら、SSDの増設がおすすめです。

M.2スロットが空いていれば、SSDを追加で取り付けられるのです。内蔵SSDなら転送速度も申し分なく、大容量データを高速にやりとりできます。

SSDを増設する際は、パソコンの対応状況を確認しましょう。

  • M.2スロットの空き具合
  • NVMe(PCI Express)対応かSATA対応か
  • 2242、2260、2280のどのサイズが入るか

例えば、ゲーミングPCなら、マザーボードにM.2スロットが2つ以上搭載されていることが多いです。片方にOSを入れて、もう片方にゲームをインストールする使い方ができます。

新しく増設するSSDは、1TB以上の大容量がおすすめ。NVMe対応のマザーボードなら、より高速なデータ転送も可能になるでしょう。

SSDを増設して、大容量&高速ストレージを手に入れよう!

SSD 512GB以上のパソコンを選ぶ際のポイント

512GB以上のSSDを搭載したパソコンを購入する際は、以下の3点がポイントになります。

自分の用途とニーズに合わせて、最適なSSD容量を見極めましょう。

それでは、1つずつ解説していきます。

予算とのバランスを考える

SSDの容量選びで大切なのは、予算とのバランスを考えることです。

一般に、SSDの価格は容量に比例して上昇します。1TBの SSD の価格は、512GBの2倍近くになるのが普通です。ですから、予算オーバーしないよう注意が必要ですね。

SSD容量と価格の関係は、おおよそ以下の通りです。

  • 512GB SSD ····· 5千円前後
  • 1TB SSD ····· 1万円〜2万円前後
  • 2TB SSD ····· 2万円〜3万円前後

例えば、予算が10万円以下の低価格帯パソコンなら、512GBのSSDを選ぶのがベストバランスと言えます。あまりSSDの容量にこだわりすぎると、CPU性能などが犠牲になってしまう恐れがあります。

逆に、予算に余裕があるハイエンドマシンなら、2TB以上の大容量SSDを積極的に選びたいところ。SSDのスペックが足を引っ張って、高性能CPUを持て余すようでは本末転倒ですからね。

要求スペックと予算のバランスを考えて、最適なSSD容量を選ぼう!

OSとアプリの容量を考慮する

SSDの容量は、OSとアプリケーションの使用容量を考慮して決める必要があります。

まず、OSのシステム領域として最低でも80GB〜100GB程度は見ておきたいところ。Windowsのバージョンアップデートのたびに、この容量は増える傾向にあります。

次に、必須アプリの容量を確保します。主なアプリの使用容量の目安は以下の通り。

  • Microsoft Office ····· 約5GB
  • Adobe Creative Cloud ····· 約5GB〜
  • ウイルス対策ソフト ····· 約1GB

例えば、ブラウザとOfficeだけ使うシンプルな構成なら、合計で100GB強ほどになります。一方、動画編集などのクリエイティブワークをするなら、アプリだけで数十GBは覚悟が必要です。

OSとアプリだけで、ざっと200GB近くになることも。データ保存用に最低でも300GB以上は確保しておきたいですね。

OS+アプリで200GB、データ保存に300GB以上が理想的!

将来的なデータ増加を見越す

SSD選びでは、将来的に増えるデータ容量も想定しておくことが賢明です。

特に、動画や画像、音楽ファイルなどのマルチメディアコンテンツは、容量が肥大化する一方。4Kの動画を月に数本撮るだけでも、あっという間にSSDは一杯になってしまいます。

将来的なデータ増加の目安は、以下のように考えておくと良いでしょう。

  • 現在の使用容量の1.5倍〜2倍
  • 今後、趣味や仕事で新しく必要になるデータ容量
  • 外付けHDDやクラウドへの移行を見越して

例えば、動画編集を始めたいと思っているなら、4K動画のプロジェクトファイル用に1TB以上の容量を見積もっておきたいところ。外付けHDDに保存する予定でも、少なくとも500GBは内蔵SSDに空けておくと安心です。

また、容量不足を感じてからSSDを交換するのは、データ移行が面倒です。後々に備えて、ゆとりのある容量から始めておくと、長く快適に使えるでしょう。

数年先のSSD容量不足にも備えて、ひと回り大きめを選ぼう!

まとめ パソコンのSSD 512GBは少ない?用途別の必要容量と対処法

今回は、パソコンのSSD容量512GBでは少ないと感じる理由と、用途別の必要容量、容量不足の解消法について紹介しました!

この記事のポイント!
  • 動画・画像データの多さ、ゲームやアプリの増加で512GBでは不足に
  • ウェブ閲覧や文書作成には十分だが、4K動画編集や大容量ゲームには不向き
  • 外付けHDD、クラウドストレージ、SSD増設で容量不足を解消できる

パソコンのSSD容量512GBでは、動画や画像データが多かったり、ゲームのインストールが増えたりすると、すぐに容量不足になります。ウェブ閲覧や文書作成程度なら問題ありませんが、4K動画の編集や大容量ゲームのプレイには向きません。容量不足を解消するには、外付けHDDの使用やクラウドストレージの活用、SSDの増設などが有効です。

SSDの必要な容量って用途で全然違うんだね。512GBじゃ足りないこともあるから、ストレージ増やす方法も覚えておかないと。

パソコンのSSD選びは、予算や用途、将来のデータ増加も考慮して検討することが大切です。

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