プログラミング

SQL初心者に最適なおすすめ入門書3選

SQLとは「Structured Query Language」の略で、データの操作や定義を行うためのリレーショナルデータベースモデルのことです。近年ではデータベースの需要が急増し、現在における主要なデータベース言語であるSQLの需要も年々高まっています。

しかしながら、データベース専門の言語というその特殊性も相まって、SQLの学習環境は必ずしも整備されているとは言えません。そこで今回は、初めてデータベースを学ぶ初心者の方向けに、分かりやすくてすぐ使えるおすすめのSQLの入門書をご紹介。

スッキリわかるSQL

スッキリわかる SQL 入門 ドリル215問付き!

スッキリわかる SQL 入門 ドリル215問付き!

データベース初学者を対象に、丁寧かつ実用的なSQLの使い方が学べる1冊。「スッキリわかる」と表題にある通り初心者がつまづきやすい部分が徹底的に解説されており、挿絵を交えた会話形式の解説で読みやすさも抜群の非常に優れた内容となっています。

特にドリルと題された215問の練習問題は、SQLを全く触ったことがない人でも考える過程で理解できるような工夫がなされています。独学で勉強しようとしてもすぐ挫折してしまうという方にもおすすめ。

 SQL ゼロからはじめるデータベース操作

CD付 SQL ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ)

CD付 SQL ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ)

標準的なSQLをベースに、各データベース(DB2、PostgreSQL、MySQL)の違いや、基本的な考え方などをゼロから身につけよう!という本。すべての関数や専門用語に注釈がつけてあり、事前知識がなくてもしっかり学ぶことができます。

SQLの基本的部分はすべて網羅されており、読み返した時にわかりやすい構成でSQLの教科書としても活用でき、手元に置いておけばわからないことがあった時にもすぐに解決できます。

マンガで分かるデータベース

マンガでわかるデータベース

マンガでわかるデータベース

データベースについての世界一丁寧な解説が読みたい という方はこちらがおすすめ。序盤はデータベースの仕組みや考え方、中盤以降はSQLの基本操作の説明といった内容を漫画を読むだけで学ぶことができます。

素人にとってとっつきにくいデータベースの分野を楽しく勉強できる点がこの本の一番の強み。敷居が高くてどうしても最初の一歩が踏み出せないという方は是非こちらをどうぞ。データベースを学び始める最初の1冊としてこれ以上最適な本もないでしょう。

コンピュータの言語を学ぶ上でまず重要なのは実用性です。小難しい学術的なことは知りたくなったらあとから学べば良いですし、今から勉強しようと思われている方はおそらく一通り使えるようになることが目標のはずです。そういった観点から見ても、独学で勉強される初心者の方には素人目線に立ったできるだけ丁寧で親切な入門書を是非おすすめします。