「せっかくBTOパソコンにしたのに、後悔しちゃった」
「スペックの選び方を間違えたみたい…」
BTOパソコンに高いお金を払ったのに、用途に合っていないとこのようなパターンになりかねません。
購入前にもっと注意すべきポイントがあったのかもしれません。
そこで、今回はBTOパソコンを購入して後悔?失敗しない選び方のコツについて紹介します!
- BTOパソコンを購入して後悔する3つの理由
- BTOパソコンの後悔しない選び方のコツ
- BTOパソコンが向いている人はどんな人?
BTOパソコンを購入して後悔する3つの理由
せっかくBTOパソコンを購入したのに、使ってみたら後悔してしまった経験はありませんか?
BTOパソコンを選ぶ際の失敗ポイントを知っておけば、購入後の後悔を防げるはずです。
これからBTOパソコンを検討している方も、購入して失敗した方も、ぜひ参考にしてみて下さい。
自分に最適なBTOパソコンを選ぶためのヒントが見つかるはずです。
スペック過剰で高額になった
BTOパソコンを購入して失敗する理由の1つが、必要以上にハイスペックにしてしまうことです。
つい最新・最高峰のパーツを揃えたくなりますが、使い切れなければ無駄遣いになります。
スペックオーバーになりがちなパーツは以下の通りです。
- 高額なCPUやグラフィックボード
- 大容量メモリ
- 高速・大容量のSSD
ライトユーザーの学生Aさん(20代男性)は、ゲーム用にグラフィックボードの最上位グレード、RTX 4090搭載のBTOパソコンを購入しました。
しかし、プレイするゲームはそこまでの性能を必要としないタイトルばかり。
結局、GPUの能力を引き出せず、20万円以上の出費が無駄になってしまったのです。
Aさんの用途に合わせるなら、もう少し低価格のグラフィックボードでも十分でした。
選択肢が多彩なBTOパソコンだからこそ、つい性能過剰な構成にしてしまいがちなのです。
後悔しないBTOパソコン選びには、スペックと予算のバランスを考えることが大切と言えるでしょう。
ハイスペックに憧れるのはわかるけど、使い道とのバランスが大事!
用途にそぐわない構成だった
BTOパソコンの購入後に後悔する2つ目の理由は、自分の用途に合わない構成を選んでしまうことです。
性能よりも用途との適合性を重視しないと、使い勝手が悪くて満足できません。
用途を見誤りやすいパーツの例は以下の通りです。
- CPUとGPUのバランス
- メモリ容量
- ストレージの種類と容量
会社員のBさん(30代女性)は、仕事用にBTOノートパソコンを購入しましたが、構成選びを失敗しました。
事務作業メインなのに、ゲーミングPCのような構成(高性能CPU、大容量メモリ)にしてしまったのです。
オフィスソフト中心の利用なら、それほどスペックは必要ありません。
むしろ、バッテリー駆動時間の長さや軽量性など、モバイル利用に適した選択肢を優先すべきでした。
汎用性の高い一般ノートPCと違い、BTOノートパソコンは用途別の細かなカスタマイズが可能です。
しかし、自分の使い方をしっかり見定められないと、スペックの選び方を間違えてしまうのです。
BTOパソコンを選ぶときは、具体的にどんな使い方をするのかをはっきりさせておくことが何より大切です。
自分の用途を見極められないと、BTOパソコンの構成選びに失敗しちゃうよね。
アフターサポートが不十分だった
BTOパソコンの購入後の後悔ポイントとして、サポート面の不安を感じるケースも少なくありません。
特に、初心者にとってアフターフォローの心細さは無視できないでしょう。
購入後に不安を覚えやすいのは以下のような点です。
- 初期不良やトラブル時の対応
- 機材の設定方法
- 使い方のサポート
会社員のCさん(40代男性)は、BTOパソコンを購入して設定に苦戦しました。
マニュアルを見ても分からず、メールで問い合わせをしたものの返信に時間がかかり、イライラが募ります。
結局、知人に頼んでセットアップを手伝ってもらうことになったのです。
短期間で対応を打ち切られたり、メールでのやり取りのみだったりと、サポート体制が心もとないショップは意外と多いものです。
とくにBTOパソコン初心者の場合は、手厚いサポート体制は選ぶ際の重要ポイントになります。
電話応対やリモートサポートの有無、対応期間の長さなど、アフターフォローの充実度をよくチェックしておきたいところです。
せっかく購入したBTOパソコンが使いこなせないのは歯がゆい限り。
サポートの手薄さが不安なら、BTOパソコンの中でも大手メーカーの長期保証付きモデルを選ぶのもおすすめですよ。
初心者ほどサポートは大事!手厚いアフターフォローのあるショップを選ぼう。
BTOパソコンの後悔しない選び方のコツ
BTOパソコンを購入して後悔しないためには、失敗しない選び方のコツを掴むことが大切です。
ここでは、失敗知らずのBTOパソコン選びのポイントを押さえておきましょう。
BTOパソコン選びでよくある失敗は、目的や優先順位を見誤ることです。
事前の十分なリサーチと、慎重な検討で、満足度の高い1台を見つけましょう。
用途をはっきりさせる
BTOパソコンを選ぶときは、使用目的を具体的に決めることが何より重要です。
そうすることで、本当に必要なスペックが明確になるからです。
用途を具体化する際は、以下の点を整理してみましょう。
- やりたい作業の内容
- 利用頻度
- 予算の上限
例えば、動画編集がメインなら、CPUとメモリ、ストレージが重要になります。
一方、オフィスワークが中心なら、それほどハイスペックである必要はありません。
ネット閲覧とExcel作業だけなら、Core i3やRyzen 3といったエントリークラスのCPUでも十分対応できるでしょう。
また、予算の上限を決めておくことで、スペックの優先順位が付けやすくなります。
これから使うソフトの必要スペックを調べておくのも良いですね。
自分がどんなことをしたいのか、イメージを明確にするのが大事だよ!
ベンチマークを比較する
BTOパソコン選びで失敗しないための2つ目のコツは、ベンチマーク結果の比較です。
ベンチマークとは、パソコンの性能を数値化したもので、パーツ選びの有力な判断材料になります。
代表的なベンチマークツールとスコアは以下の通りです。
- CPU:「PassMark」や「Cinebench」
- GPU:「3DMark」や「Superposition」
- SSD:「CrystalDiskMark」
例えば、「Core i5-12400F」のPassMarkスコアは約19,000点。「Ryzen 5 5600X」は約22,000点です。
この結果から、このグレード帯のCPUではRyzen 5 5600Xの方が性能が高いことが分かります。
GPUなら、主要ゲームタイトルのフレームレート(fps)を比較するのも参考になるでしょう。
SSDの速度は、データの読み書き速度(MB/s)の数値を見るのがおすすめです。
ただし、ベンチマークはあくまで目安に過ぎません。
パーツ同士の組み合わせや相性、冷却性能なども実際の性能に影響するので、過信は禁物です。
総合的に判断するための1つの指標として、ベンチマーク結果を活用するのが賢明でしょう。
具体的な数値があると、性能の差がよく分かるよね!
サポート体制をチェックする
BTOパソコンを選ぶ際は、メーカーやショップのサポート内容をよく吟味することが大切です。
初心者にとって、充実したアフターフォローは安心して使い続けるための必須条件と言えるでしょう。
事前に確かめておきたいサポートの例は以下の通りです。
- 不具合時の対応方法や期間
- 初期設定のサポート有無
- 電話相談やメール問い合わせの可否
メーカー製のBTOパソコンは、長期保証やサポートが手厚い傾向にあります。
例えばマウスコンピューターでは、長期保証パックや電話サポートの体制が整っています。
少し割高でも、大手メーカー製を選ぶのはアフターフォローの安心感を得るためです。
ただし、サポートを過信するのも禁物です。
突然サポートが打ち切られたり、メールの返信が遅かったりするリスクは常にあります。
ショップの評判をネットで調べたり、実際に問い合わせをしてみたりして、慎重に見極めるのが賢明でしょう。
サポート面の不安が解消できれば、BTOパソコンをより長く安心して使い続けられるはずです。
しっかりサポートの品質をチェックすることが、賢い消費者への第一歩だね!
BTOパソコンが向いている人はどんな人?
BTOパソコンを購入する人は年々増えていますが、全ての人に適しているわけではありません。
ここでは、BTOパソコンのメリットを最大限に活かせる人の特徴を見ていきましょう。
BTOパソコンは、自分の理想通りのマシンが欲しい人にはうってつけの選択肢です。
逆に、すぐに使える完成品が欲しい人には不向きかもしれません。
こだわりの構成にしたい人
BTOパソコン最大の魅力は、自分の好みに合わせてカスタマイズできる点にあります。
CPUやGPU、メモリ、ストレージなどを自由に組み合わせられるので、こだわりの構成が実現可能です。
例えば、動画編集や3DCGといったハイスペックが必要な用途に特化したマシンを作ることができます。
GPUを強化して、ゲームのパフォーマンスを追求するのも良いでしょう。
オフィスワークなら、必要十分なスペックに抑えて、コストパフォーマンスを高めるのもおすすめです。
周辺機器やアフターサポートまで自分好みにカスタマイズできるのは、BTOパソコンならではの醍醐味と言えます。
完成品のパソコンでは物足りなさを感じる人にこそ、BTOパソコンはぴったりでしょう。
自分の理想のパソコンを追求したい人は、BTOパソコンで妄想を実現しよう!
自作に抵抗がある人
BTOパソコンのメリットは、自作のように深い知識や技術が不要な点にもあります。
パーツの選定から組み立て、セットアップまで、全てを自分でやらなくて良いのです。
自作パソコンは、構成を自由に決められる反面、手間とリスクが伴います。
パーツ同士の相性問題や組み立ての失敗など、トラブルに見舞われる可能性も少なくありません。
初心者にとって、パーツ選びから組み立てまでのハードルの高さが、自作への大きな障壁となっているのです。
その点、BTOパソコンなら、専門スタッフが適切なパーツを選定し、組み立ててくれるので安心です。
カスタマイズしたい部分だけ指定して、あとは作業を丸投げできるので、技術に自信がない人でも理想のパソコンが手に入ります。
自作に不安がある人でも、BTOパソコンならプロに任せて安心だね!
コスパ重視の人
BTOパソコンは、無駄をそぎ落としたコスパの良い構成にしやすいというメリットもあります。
予算の限られた学生や、実用性を重視する人におすすめしたい選択肢と言えます。
完成品のパソコンの場合、必要のない高スペックパーツが付いていたり、ソフトが不要にバンドルされていたりすることがあります。
しかし、BTOパソコンなら、CPUやメモリなどの主要パーツに予算を集中させつつ、必要なものだけを厳選して組み込めます。
余計な出費を抑えつつ、性能とコストのバランスに優れた構成を実現できるのです。
また、BTOパソコンは、カスタマイズ前提のため、ミドルスペックの汎用的なパーツが多く、価格を抑えやすい傾向にあります。
自作パソコンのようにパーツ単位で吟味するほどではないけれど、ある程度コスパを重視したい人には、うってつけの選択肢だと言えるでしょう。
無駄を省いて、コスパ最強のマシンを作りたいならBTOパソコンがおすすめ!
まとめ BTOパソコン購入後悔の理由と失敗しない選び方
今回は、BTOパソコンを購入して後悔してしまう理由と、失敗しない選び方のコツについて紹介しました!
- スペック過剰、用途の不一致、サポート不足が後悔の主な理由
- 用途の明確化やベンチマーク比較、サポート体制の確認が失敗回避のコツ
- こだわりの構成でカスタマイズしたい人、コスパ重視の人にBTOがおすすめ
BTOパソコンを購入して後悔する理由としては、必要以上にハイスペックなマシンを選んでしまったり、使い勝手の悪い構成だったりすることが挙げられます。失敗を避けるには、自分の用途をよく見極め、性能をしっかり比べることが大切。アフターサポートの手厚さも確認しておきたいポイントです。
BTOパソコン選びって意外と難しいんだね。自分の使い方をよく考えて、じっくり吟味しないとお金を無駄にしちゃいそう。
BTOパソコンを検討中の方は、後悔しないためにも、目的と予算にマッチした最適な構成を慎重に選んでみてくださいね!